2.3kg超え! グッド マンチーズ新宿御苑本店の「メガサイズバーガー」はインパクト以上に美味しい!
<“デカ盛り”発見伝!>
美味しいものをお腹いっぱい、思いっきり食べたい…。実際に食べられるかどうかは置いておくとして、漠然とそんな気持ちが常にどこかにあるのが世の男たちではないでしょうか。そして、そんなロマンを叶えてくれる、“デカ盛り”と呼ばれるメニュー。我々&GPが見つけてきた、ワンパク“デカ盛り”メニューをぜひご賞味あれ!
* * *
今回、本格バーガーレストランの裏メニューに巨大バーガーがあると聞き、向かったのは「GOOD MUNCHIES(グッド マンチーズ)新宿御苑本店」。
肉汁溢れる自家製ビーフパティと3種の自家製ソースが絶品と、バーガーファンはもちろん海外からの観光客もSNSなどで評判を聞きつけ食べにくるほどの人気店。ランチタイムには行列ができることも。
本格バーガーレストランのデカ盛りバーガー、果たしてどんなものなのか? 実は裏メニューのため、3日前に予約必須。要予約のハンバーガーに期待度マックスで店に向かいます。
▲アメリカンダイナーのようなカジュアルな雰囲気の店内。一人で食べに来る人も多い
席に着き、デカ盛りバーガーの出来上がりを待っている間、何気なくメニューを見ると…ハンバーガーの種類が豊富! 「スタンダードバーガー」「ダブルバーガー」「ベーコンバーガー」など王道のものから「自家製カマンベールベーコンチーズバーガー」など盛り盛りのものまで。なんと全部で23種!
さらにトッピング10種、ディップ5種もあるため、カスタマイズし放題! メニューの一番下には、“他にもメニューがありますので、モバイルオーダーをご覧ください”との一文が。載っていないメニューがさらにあるってことじゃん!
▲卓上のメニュー。注文はモバイルオーダー
メニューを見ていると、メガ盛りバーガー以外にも個性溢れるバーガーが食べたくなってくる。うわ〜どうしよう〜。スタッフさんに、今イチオシのハンバーガーを聞いてみると「個人的には『パイナップルチーズバーガー』ですね」とのこと。
スタッフさんのイチオシも食べてみたいしデカ盛りバーガーとサイズ比較してみたい! と思い、そちらも追加で注文。ドキドキしながら出てくるのを待ちます。
▲「パイナップルチーズバーガー」(2046円)、「+ポテトMサイズ」(165円)、「+チェダーチーズ」(275円)。チェダーチーズは想像以上に量がある!
先に出てきたのは「パイナップルチーズバーガー」。これが普通のサイズなのですが…いや、十分過ぎるボリューム! そしてバンズふっくら、チーズトロトロ、あぁ、いい香り。一気にお腹が空いてきます。
一応通常サイズのこちらも計測。ハンバーガーの重さはポテト込みで353g。そしてトッピングのチーズは180g(共に器の重さを除く)。トータル533g。見た目通り結構なボリュームです。味わってみると、肉の旨味、チーズのコク、そしてパイナップルのほのかな甘みとジューシーさ…。これは確かにイチオシと言われて納得。パイナップルが肉の旨味をより引き出している感じ? まさに名脇役です。
そしていよいよ来た〜! 今回の主役、「メガサイズバーガー」の登場です!
■笑っちゃうぐらいデカい! 「メガサイズバーガー」2342g!
▲「メガサイズバーガー」(通常価格1万5000円 ※チャレンジ価格1万円、30分以内に食べ切れば無料)。想像以上にデカい! ものすごい密度! 圧倒的な存在感!!
「パイナップルチーズバーガー」も大きいと思っていたけれど、目の前に「メガサイズバーガー」が来たらもぉ、通常サイズとは全然違う! 早速計測です。
直径31cmの皿いっぱいに載せられた、高さ約20cm、重さ2342gのバーガー。別皿できたポテトは336g(共に器の重さを除く)で、トータル2678g。ドリンクとかを入れたら余裕で3kg超えです。うわ〜、3kgって!! とても一人で食べ切れる量じゃない〜!
はみ出すレタス、流れるチーズ、荒ぶるベーコン、どこを取ってもまさにメガ! さすがに持ってかぶりつくなんて無理×2。だってホールケーキ2段重ねぐらいの幅と高さだし!
▲重さは2342g。チャレンジの場合、30分以内に完食すれば無料に
「パテ1枚で通常の3人前なので、パテだけで12人前になります」と話すのは、副店長の竹本香穂さん。「パイナップルチーズバーガー」が353gだったから、総重量で言えば約6.6倍。6人くらいでシェアするのであればちょうどいい感じですが…。
「チャレンジじゃなければ、シェアしてOKですよ。ただ、ランチタイムのイートインはおひとり様1品の注文をお願いしています」。ドリンクやレギュラーサイズのバーガーを頼めば、みんなで楽しくシェアできる、ということですね。
▲「パイナップルチーズバーガー」と並べてみたら…高さも幅も全然違う! 普通サイズが小さいわけじゃないのに!
ちなみに、ハンバーガーの構成ってどうなっているんですか?
「上から、バンズ、自家製マスタード、ベーコン8枚、チーズとBBQソースとパテが2セット、トマト×3、レタス×3、またチーズとBBQソースとパテが2セット、トマト×4、レタス×4、自家製マヨネーズ、バンズ、になります」
なるほど〜。それだけ挟めば、高さ約20cmになるのも納得です。しかしながら、これ、どこから、どうやって食べればいいの?
「卓上のナイフとフォークで切り分けて食べてください。また、バーガー袋も置いてあるので、ケーキのようにカットして、バーガー袋に入れて食べるのもおすすめです」
確かに、かぶりついて食べるにはバーガー袋に一旦入れると良さそうです!
▲パカッと割ってみると、肉汁がすごい! 見た目的にも旨味の大集合みたいなことになってる!
せっかくなので断面が見たい! と思い、半分にカットしてもらったところ、肉の存在感がすごい。そして肉汁が溢れ出てくる! 上のバンズは丸い形をキープしているものの、パテもトマトもレタスもソースも、ガシッとみっちりと一体化! もぉ、これ絶対美味しいでしょ。歓喜に震えます。
これ以上肉汁が出て行かないうちに! と、半分にカットしたものをさらにカットして、バーガー袋に入れてガブっと一口! うううう、うまい! 旨味の洪水!! オリジナルのマスタードソースやマヨネーズなどがいいアクセントになりつつも、肉の旨味をブワッと感じます。もぉ胃袋が許すまで、限界まで食べたいっ!
▲高さは約20cm。滝のように溢れるチーズのビジュアルインパクトがすごい。それでいて、想像していた以上に美味しい!
「パテは仕込みでは塩コショウだけの味付けで、肉の美味しさをしっかり感じられるようにしています。肉自体はアメリカ産ですが、牛脂には和牛を使っています。また、バンズは『鈴木ベーカリー』さんと共同開発したものです」
『鈴木ベーカリー』とは板橋区にあるベーカリーで、有名ハンバーガーショップにバンズを卸売販売しているバーガー好きには知られたお店。この「グッド マンチーズ新宿御苑本店」はパテ、ソース、バンズなどすべてにこだわっていることがわかります。デカくなったら大味、なんて大間違い! ここの「メガサイズバーガー」を食べてみてほしい! デカい=大味ではなく、デカい=旨味すごい! だから。
▲「記憶に残る究極のバーガーを、ということでホスピタリティも味も記憶に残る店を目指しています」と語る副店長の竹本香穂さん
そもそも、なぜこの「メガサイズバーガー」が誕生したんですか?
「SNSで“バズる”メニューを作ろうと思い、半年前に生まれました。現在では月に2個くらい注文が入ります」
気になる攻略法は?
「フードファイターやユーチューバーの方がチャレンジされることが多いのですが、大食いではない方は、やはり数人で来店されるのがいいと思いますよ。無理せず自分が食べられる範囲の量で、美味しく食べていただきたいですね」
フードファイターの中には、「メガサイズバーガー」を食べて、さらに他のハンバーガーも複数個完食していく人もいるとのこと。やはり、我々とはレベルが違います。
ちなみに、一人でチャレンジする場合はLサイズのドリンクとポテトを含め30分で完食すれば無料。失敗した場合は1万円(※チャレンジ価格)の支払い。30分で約3kg。うん、無理。筆者含め一般的な胃袋サイズの人は、テイクアウト、またはシェアするのが良いでしょう。
▲焼けたパテにたっぷりのチェダーチーズ!
「メガサイズバーガー」もレギュラーサイズの「パイナップルチーズバーガー」もとびきり美味しかった。次回は、「アボカドチーズバーガー」にするか、「自家燻製カマンベールチーズバーガー」にするか…。あえて「スタンダードバーガー」にして、好きなトッピングでカスタマイズするのも楽しそう。
もちろん食べきれなかった分はテイクアウトしたのですが、そのボックスもメッセージ付きでおしゃれ。差し入れやホームパーティ、ピクニックなどに持っていくのも良さそうです!
「グッド マンチーズ新宿御苑本店」
住所:東京都新宿区新宿1-4-12 シティ御苑ビル A館
TEL:03-6824-6573
営業時間:11:00〜21:30(隔週月曜日は15:00〜16:00休)
定休日:なし
<取材・文/いしざわりかこ 撮影/小嶋 裕>
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