相葉雅紀

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 相葉雅紀が16日、都内で行われた映画『PUI PUI モルカー ザ・ムービー MOLMAX』(11月29日全国公開)の完成披露試写会に登壇し、社長になる夢が叶ったことを喜んだ。この日は、声優の大塚明夫、まんきゅう監督も来場。原案・総監修の見里朝希と糸さん(モルモット)からは、相葉たちとの共演や完成を喜ぶメッセージが届けられた。

 本作は、モルモットが車になった世界で<モルカー>たちが繰り広げるストップモーションアニメ「PUI PUI モルカー」の新作となるCGアニメーション映画。

 AIモルカーを開発したベンチャー企業・CEOの声を担当した相葉は「モルカーの世界に関わることができて光栄な気持ちです。小学校の時の夢が社長になることだったので、モルカーの世界で夢が叶いました」とにっこり。オファーを受けたときは「僕でいいんですか?」と戸惑い、「新しい挑戦をさせていただける喜びとともに、新しいことをやるには大きな覚悟が必要だと思った」というが、「モルカーの世界が好きでしたし、自分にやっていただけますか? と言っていただけたことがすごく嬉しかったので、全力でやらせていただきました」と力を込める。役づくりについては「このCEOはクレイジーなところがあるので、勢い(よく)まんきゅうさんにご指導していただいた通りに挑戦しました」と語った。

 まんきゅう監督は「相葉さんは、お声が色っぽくて素敵だなとずっと思っていました」と打ち明ける。さらに、CEOは落ち着いた大人のイメージを持っていたが、相葉の「実直で生命力にあふれたお芝居」から、「こっちの方が正しかったんだ。真っすぐすぎてクレイジーに見える」と考えが変わったことも明かす。「映画に素敵な色を加えていただきました」と感謝するまんきゅう監督は、相葉の第一声を聞いたスタッフたちが「よっしゃ! いける」と声を上げていたことも伝えた。

 食事に行く仲の大塚から「素晴らしい一流のオーラを身にまとって(颯爽と歩いている)」と言われた相葉は「やめてくださいよ。謙虚に(生きています)」と訂正。また、大先輩の大塚に対して「とりあえず飛び込んで行けば、その世界に引っ張ってくれる安心感と、声だけで背景が見えちゃうところがすごい。一緒にいて勉強させていただいています」と敬意を示した。

 作品にちなみ「挑戦したいミッション」を尋ねられた相葉は、「毎日ヨーグルトを食べようというミッション。あと、納豆も毎日食べようという腸活的な……。腸活をしているとアレルギーが和らぐらしく、花粉症がひどいので来年の春に向けてやっています」と、すでにミッション実行中であると答えていた。(錦怜那)