阪神・大山悠輔内野手が国内FA権行使と発表「野球人生において、すごく大きな決断のタイミング」 15日から他球団と交渉可能
阪神は13日、大山悠輔内野手(29)が今季取得した国内フリーエージェント(FA)権の行使する意向を表明し、申請書類を球団に提出したと発表した。14日にFA宣言選手として公示され、15日から他球団との交渉が可能となる。
球団を通してコメントを発表。「プロ野球選手として初めて、他球団からの評価を聞く機会を得られましたので、FA権を行使させていただくことにしました。野球人生において、すごく大きな決断のタイミングだと思うので、慎重に時間をかけて考えさせていただきたいと思います」とした。
大山は白鷗大から2016年度ドラフト1位で入団。昨季は「4番・一塁」として日本シリーズまでの公式戦全153試合に先発出場し、38年となる日本一に貢献した。また、自身初の打撃タイトルとなる最高出塁率に加え、ベストナイン、ゴールデン・グラブ賞も初受賞。チームの中心選手として欠かせない存在になっている。
年俸2億8000万円はチーム上位3人に入るAランク。獲得すれば金銭補償か人的補償+金銭補償が必要となる。