「ベルセルク」監修の森恒二氏、緊急入院していた「ただの風邪とあなどっていた自分の不覚」
漫画「ベルセルク」で監修を務める漫画家森恒二氏が12日までにX(旧ツイッター)を更新。風邪をこじらせて緊急入院していたことを明かし、医療従事者に感謝した。
森氏は9日の投稿で、ウイルス性の風邪をこじらせて40度を超える発熱で意識がもうろうとし、救急外来を受診したところ、検査のための採血で失神しそうになるほど血圧が下がっていたため、そのまま入院となったことを報告。
「病院のスタッフさん達がバタバタし始め『これは思ったより危ないのでは…』と不安になった」と振り返りつつ、「今は退院し自宅で休んでおります。いや〜怖かった。ただの風邪とあなどっていた自分の不覚です。自分には大きな責任があるのでこれからは歳を考え無理せずいこうと改めて思いました」とつづっていた。
今回の投稿では「今回救急外来で対応していただいた武蔵野赤十字病院のスタッフの方々が本当に良い対応をして下さって大事にいたらなかった事に感謝致します」と書き出し、「看護師さんらが適切に苦痛や不安を取り除いてくれました。あれを毎日やっているのか…と思うと本当に頭が下がる。凄いお仕事だ」と思いを記述。「今も全国で頑張っている医療従事者の方々、お疲れ様です!!」と労いの言葉を送った。
森氏は親交があった「ベルセルク」の作者、三浦建太郎さんが2021年5月に急性大動脈解離のため死去したことを受け、同作を描き継ぐことに。三浦さんから同作のストーリーやエピソードを聞いていた森氏が監修し、三浦さんの元で学んだスタッフが漫画を描く形で連載が再開された。