３回、一打勝ち越しの場面で見逃し三振に倒れ、原球審（右）に詰め寄るオースティン（撮影・伊藤笙子）

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　「ＳＭＢＣ日本シリーズ２０２４、ソフトバンク−ＤｅＮＡ」（２９日、みずほペイペイドーム）

　ＤｅＮＡのオースティンが見逃し三振の判定に怒りをあらわにした。

　三回２死一、二塁。カウント１−２から、ソフトバンク・スチュワートは内角に直球を投げ込み、オースティンは自信を持って見送ったが、原球審はストライクとコール。見逃し三振となったオースティンは即座に後ろを振り返り、原球審に詰め寄る姿勢を見せ、何事かの不満をぶつけるように言葉を向けた。原球審はマスクを取ってオースティンの方に顔を向けたが、こちらは何事もなくやり過ごした。

　スローＶＴＲを見ても際どいコースに投げ込まれたボールだったが、ＮＨＫ−ＢＳで解説を務めた宮本慎也氏は「今日は内に広いですからね」と、原球審が内角の際どい球をストライクとコールする傾向にあると指摘していた。