西田敏行さんが2代目局長務めた「探偵！ナイトスクープ」 18日放送の番組内で追悼メッセージ
俳優の西田敏行さんが東京都内の自宅で死去したことが17日、分かった。76歳だった。
訃報を受け、ABCテレビ（大阪市）はスポニチの取材に応じ、西田さんが2001年1月から19年11月まで「2代目局長」を務めた人気バラエティー番組「探偵！ナイトスクープ」の18日深夜放送内で「番組としての西田さんへの追悼メッセージを、テロップなど何らかの形で発信します」とした。急な訃報に、局内でも驚きを隠せない様子だった。
また、西田さんの局長時代に探偵を務め、闇営業問題で降板後、また番組に復帰したスリムクラブ・真栄田賢（48）は、自身のX（旧ツイッター）で西田さんをしのんだ。「僕がナイトスクープ復帰させてもらった時も、もう局長は引退されてたけど、一番に喜んでくれてすぐに連絡くださり、『飲むぞ！』っておいわいしてくれて。。本当に嬉しかったです。いつも本当に優しく、熱い愛の涙の方でした。ありがとうございました」と感謝し、「さびしい。なんでよ」と惜しんだ。
西田さんは初代・上岡龍太郎さんの後を引き継ぎ局長に就任。ばかばかしい依頼には大笑い、感動VTRには涙を流すなど、温かい人柄で依頼者の心情や探偵の奮闘を見守り、番組を支え、盛り上げた。
移動を伴う大阪での収録で、「肉体的にも厳しくなってきていた」と語り、72歳で退任を決意。ダウンタウン・松本人志にバトンを渡した。
