「飲みに行こうよ」と200mつきまとい…26歳男「20代女性を駐車場で性的暴行か」戦慄の素顔写真

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まだ夜が明けきらない未明の路上。男は帰宅途中の女性に声をかけた。

「一緒に飲みに行こうよ」

女性が拒否しても男はしつこい。200mほどつきまとい、女性の肩に手を回すと強引に近くの駐車場へ。「やめてください!」と嫌がるのもかえりみず、性的暴行を加えたとされる――。

警視庁志村署は10月7日、不同意性交の疑いで東京都板橋区に住む建設会社社員・高橋洸容疑者(26)を逮捕した。板橋区内の路上で20代の女性Aさんに性的暴行を働いたとされる。警察の調べに対し、高橋容疑者は「弁護士と相談してから話すかどうか決めたい」と認否を保留しているという。

「逮捕容疑の事件は6月21日の明け方に起きました。Aさんは高橋容疑者の好みのタイプだったのでしょう。自宅近くを歩いていたAさんに『飲みに行こうよ』とナンパ目的で声をかけつきまとったうえ、屋外駐車場へ連れ込み身体を触るなどのわいせつな行為をしたとされます。

高橋容疑者とAさんに面識はありませんでした。Aさんが声を出したため、高橋容疑者は現場から自宅へ逃走します。Aさんが、すぐに最寄りの交番へ駆け込み被害を訴えたため事件が発覚。防犯カメラの映像などから、今回の逮捕に至りました」(全国紙社会部記者)

「衝動に支配されていた」

本誌カメラマンは、10月8日に行われた高橋容疑者の送検を撮影。護送車に乗った高橋容疑者は、後部座席から報道陣を睨みつける戦慄の素顔を見せていた。

深夜の路上でのわいせつトラブルが多発している。最近起きた主な騒動を以下に紹介したい。

・昨年7月、強制わいせつの疑いで30代の男が逮捕された。6月中旬の深夜1時ごろ、板橋区内の路上で女子大生に抱きつき性的暴行を加えようとしたとされる。背後から迫る男に気づき女子大生は走って逃げるが、追いつかれ胸などを触られたという。押収された男のスマートフォンから見つかった、不特定多数の女性の盗撮画像は100本以上。調べに対し「衝動に支配されていた」と供述した。

・昨年8月、50代の男を逮捕。練馬区内の路上で自転車同士が衝突し、乗っていた男と10代の女性が転倒。男は「自転車のカゴが壊れてしまった」と詰め寄る。さらに女性を近くの駐車場に連れ込み「身体で払ったらチャラにしてやる」と、わいせつな行為に及んだ。男は「間違いありません」と容疑を認めた。

深夜の路上わいせつ事件が続発する背景には、どんな事情があるのだろう。

 「容疑者が犯行に及ぶ場所は自宅近くの住宅街が多い。土地勘があるため逃亡しやすく、深夜なら人通りが少ないためです。女性は夜遅くの一人歩きをなるべく避けるのはもちろんですが、不安を感じたら24時間営業しているコンビニなどに入ってください。不審者が立ち去らないようなら、店員に相談し警察に通報すべきでしょう」(同前)

容疑者の多くが犯行を繰り返すのも、深夜のわいせつ事件の特徴の一つとされる。