『ゴジラ-1.0』金ロー本編ノーカット&地上波初放送決定!
興行収入76億円を突破する大ヒットを記録した映画『ゴジラ-1.0』が、11月1日に、日本テレビ系・金曜ロードショーにて、本編ノーカット(よる9時00分〜11時29分 ※35分拡大)で地上波初放送されることが決定した。放送に向けて、主演の神木隆之介、浜辺美波、山崎貴監督がコメントを寄せている。
2023年11月3日に劇場公開された『ゴジラ-1.0』は、戦後日本に出現したゴジラが、何もかも失ったこの国を無(ゼロ)から負(マイナス)にたたき落とすなか、未来を生きるために立ち向かう人々を描いた特撮映画。山崎監督が脚本、VFXを兼任し、第96回米アカデミー賞において、邦画・アジア映画史上初となる視覚効果賞を受賞する快挙を成し遂げた。
神木と浜辺に加え、山田裕貴、青木崇高、吉岡秀隆、安藤サクラ、佐々木蔵之介ほか豪華キャストが出演。第47回日本アカデミー賞でも最多12部門で優秀賞を受賞し、最多8部門で最優秀賞に輝いた。
山崎監督は、地上波初放送に向けて「このチャンスに沢山の怪獣映画ファン(特にお子さん)が新たに生まれてくれるといいなと思っています」と期待。「僕も最初の怪獣映画との出会いはテレビでの放映でした。あのときの光景に似たシーンが日本中のご家庭で繰り広げられると思うと楽しみでなりません」とコメントを寄せている。
番組では、特設ページで視聴者から山崎監督への質問を募集中(10月31日正午まで)。山崎監督の回答は「『ゴジラ』シリーズのX(旧Twitter)公式アカウント(@godzilla_jp)から投稿される。さらに日本テレビでは、10月26日から11月2日にかけて、ゴジラと系列番組がコラボする「ゴジラ VS 日本テレビ 日テレ系ゴジラ WEEK」企画を実施する。
また、BS日テレにて、シリーズ関連作品として、10月26日に『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』、11月2日に『ゴジラ-1.0』のモノクロ版 『ゴジラ-1.0/C』(マイナスカラー)を放送(よる7時〜)。さらに、10月31日には、ドキュメンタリー番組「映画監督 山崎貴の世界〜少年は夢を追い続ける〜」(深夜25時29分〜※関東ローカル)を再放送する。
地上波初放送に向けた、神木、浜辺、山崎監督のコメント全文は以下の通り。(編集部・入倉功一)
神木隆之介(敷島浩一役)
海軍航空隊で実戦も行わないまま特攻隊に入れられ、機体の故障を偽り戻ってきた男・敷島浩一を演じました。
不器用で無骨、しかしその中に人を見捨てられないという優しさを持った人間です。
典子という人と出会いモノクロだった彼の人生がじんわり彩りを取り戻していきますが、ゴジラが出現し人生は絶望へと向かっていきます。
彼が背負った、背負わざるを得なかった想いを自分なりに噛み砕き、戦争とゴジラへの絶望と典子への希望を表現できるように頑張って演じたつもりです。
山崎貴監督率いる白組の皆様が作り出すゴジラ、VFXが大きな見どころだと思います。
ゴジラが現実世界に居るんだと信じさせてくれるVFXです。
特に海でのシーンは、水の表現が圧巻で唯一無二なシーンになっていますので、ぜひ金曜ロードショーでご覧ください!
浜辺美波(大石典子役)
この度『ゴジラ-1.0』が金曜ロードショーにて放送していただけること、とても感謝しています。また、たくさんの方に観ていただける日を迎えるのが今から楽しみです。私が演じた大石典子という女性は、戦争で全てが焼けてしまった東京で、唯一の守るべきものを抱きしめて、強く必死に生きている女性です。抗って生き抜けば、その先がきっとある、そう心に願っています。戦後の日本が更なる絶望に襲われ、どう立ち向かっていくのか、テレビの前で見届けていただけると嬉しいです。『ゴジラ-1.0』で描かれるゴジラの衝撃をおうちでも是非楽しんでくださいね。
山崎貴監督
遂に『ゴジラ-1.0』が地上波で観てもらえるという事に喜んでいます。それも今までの僕の様々な作品を放送してくださった金曜ロードショーである事も感慨深い物があります。
怪獣映画だからって食わず嫌いしていた人達にも、是非観てほしいですし、地上波での放送は気軽に観てもらえる絶好の機会ですので、このチャンスに沢山の怪獣映画ファン(特にお子さん)が新たに生まれてくれるといいなと思っています。僕も最初の怪獣映画との出会いはテレビでの放映でした。あのときの光景に似たシーンが日本中のご家庭で繰り広げられると思うと楽しみでなりません。