退団後もエヴァートンでトレーニングを続けているデレ・アリ photo/Getty Images

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マウリシオ・ポチェッティーノ時代のトッテナムでブレイクを果たし、『Transfermarkt』が独自に設定する市場価値では、当時22歳だった2018年5月に1億ユーロに到達したデレ・アリ。トッテナム退団後はエヴァートンへ移籍しており、22-23シーズンはトルコのベシクタシュへローンで加入している。

そのベシクタシュでプレイして以降トップリーグで出番のないアリは今夏にエヴァートンとの契約を満了し、現在はフリーとなっている。『talkSPORT』によると、アリはエヴァートンを退団したものの、同クラブでトレーニングを続けており、選手として復帰を目指しているようだ。

エヴァートンはアリの選手としての復帰を応援したいと考えており、彼のコンディションを他クラブに証明するためのトレーニングマッチを企画している様子。アリは現在無所属となっており、エヴァートンとも契約を結ぶことができる。スポーツディレクターであるケビン・セルウェル氏によると、アリは「エヴァートンでプレイすることを心から望んでいる」ようだ。

現在その話は白紙となってしまったが、ルスラン・マリノフスキーを負傷で欠くセリエAのジェノアがアリの獲得を検討していたと同メディアが報じている。

トッテナムでのブレイクが早かったこともあってアリはまだ28歳の選手だ。近年は選手寿命が延びており、現在アストン・ヴィラでプレイするロス・バークリーのような復活に期待したい。