パドレスのルイス・アラエス【写真:Getty Images】

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大谷と首位打者争いのアラエス「今回のは大変だった」

【MLB】Dバックス 11ー2 パドレス(日本時間30日・フェニックス)

 ドジャース大谷翔平投手とレギュラーシーズン最終戦まで首位打者争いを繰り広げた、パドレスのルイス・アラエス内野手が胸中を激白している。

 米全国紙「USAトゥデイ」のボブ・ナイチンゲール記者によれば「今回のは大変だった。昨夜は眠れなかったよ。僕は人間だからね。(首位打者について)考えたくはなかったけど、すごく考えてしまったよ」と話していると報じられている。

 さらにアラエスは大谷について「彼は色々違うことができる。彼は(普通の選手とは)違うんだよ」と言及したが、自身の打率が上回ったままフィニッシュし「彼も人間だからね」と安堵の表情を浮かべた。

 アラエスはこの日、敵地でのダイヤモンドバックス戦で3打数1安打。打率.314に上げた。大谷は敵地でのロッキーズ戦で4打数1安打で打率.310となったため、アラエスが3年連続の首位打者をほぼ手中に収めた。

 同記者によれば、アラエスは首位打者へのプレッシャーだけではなく、試合前時点でシーズン200安打にあと1本と迫っていたこともあったと言及。アストロズのホセ・アルトゥーベ内野手が2014年から2017年に4年連続200安打を達成して以来となる、2年連続200安打にたどりついた。

 首位打者争いでは、リーグ3位の打率.304を記録しているブレーブスのマルセル・オズナ外野手が30日(同10月1日)にメッツとのダブルヘッダーを残しているが、打率.314を追い抜く可能性は極めて低くなっている。(Full-Count編集部)