資料写真[Pixabay]

写真拡大

江原道襄陽郡(カンウォンド・ヤンヤングン)の近海でミンククジラ1頭が混獲された。

14日、束草(ソクチョ)海洋警察署によると、この日午前6時ごろ江原道襄陽郡の其士門(キサムン)港の東約5キロ沖で4.99トン級刺網漁船A号が操業中にミンククジラを混獲したと届出た。

混獲されたミンククジラは体長約610センチ、胴回り約305センチ、重さ約2000キロで、海洋警察が国立水産科学院クジラ研究センターに問い合わせた結果、オスのミンククジラであることが確認された。

クジラから銛(もり)など不法漁具による不法捕獲の跡は発見されなかった。該当のミンククジラはこの日約8000万ウォン(約847万円)で委託販売された。

束草海洋警察は海洋保護生物に該当しないため鯨類処理確認書を漁師に発行した。ミンククジラは海洋保護生物に該当せず委託販売が可能だ。

イ・ウス署長は「海岸および海上で死んだクジラを発見した場合、直ちに海洋警察に申告してほしい」と話した。

一方、今年束草海洋警察に届出られた地域のクジラ混獲申告件数は3件(ミンククジラ2件、ネズミイルカ1件)だ。