元J選手が引退表明…第2の人生に「マジ?」 現役辞めて選んだ生業「初めて聞いたワード」
元日本代表DF坂井達弥が引退表明
2014年に無名ながら日本代表へ選出され話題をさらった33歳DF坂井達弥が自身のX(旧ツイッター)を更新し、現役キャリアに幕を閉じることを明かした。
タイへ移住し、第2の人生をスタート。異色のキャリアへと進む決断に注目が集まっている。
坂井は高校サッカーの名門・東福岡高から鹿屋体育大学に進み、2012年にサガン鳥栖でJリーグデビュー。その2年後、レフティーCB(センターバック)という希少性を買われ、無名ながらもハビエル・アギーレ氏によりA代表に初選出、初出場を果たし話題になった。
代表選出は続かず、キャップ数は1試合のみに。その後は松本山雅FCやV・ファーレン長崎、大分トリニータなど国内クラブを転々とし、2020年からタイリーグへ。しかし、その2年後には契約満了により同地でのキャリア続行も困難に。日本へ帰国し、現役続行の可能性を探るも選手引退を決断した。
坂井はXを通じて、「今回自分のサッカー人生を振り返りそして決意を新たに『ドリアン王』になるためサッカー選手を引退します! ここまで公の場では言ってこなかったのですが、気持ちの整理ができました!僕の人生は人に助けられ支えられてここまできました!次は農業でたくさんの人を助け支えられる人間になります!」と綴った。
第2の人生として、タイでドリアン栽培に従事していくことを発表。別のポストでは「サガン鳥栖、松本山雅FC、V・ファーレン長崎、大分トリニータ、モンテディオ山形に所属させていただきました!全てのチーム関わる関係者の方々、サポーターの皆さま本当ありがとうございました」と、御礼も綴った。
「次は農業の頂点を目指しますが、サッカー界とも『サッカー×農業』で何かできないか考えていきます!」と、今後の展望も明かしたなか、元日本代表の告白にSNS上では「マジ??? お疲れ様でした」「初めて聞いたワード」「ドリアン王!? 凄い!」といった労いや驚きの声が続々。元日本代表選手のセカンドキャリアに熱視線が注がれていた。(FOOTBALL ZONE編集部)