【関屋記念予想】重賞の流れを経験している事が重要 前走の勝利を鵜呑みにできない人気馬とは
今週の日曜日は、新潟競馬場で関屋記念(GIII・芝1600m)が行われます。
過去10年の関屋記念では前走で重賞に出走していた馬が8勝2着9回3着8回と良績を残しています。前走で今回と同格、もしくは格上のレースを経験している事が強みとなり、このような傾向になっていると考えられます。
さらに前走で重賞に出走し、そのレースが左回りだった馬が5勝2着7回3着8回となっています。前走で重賞の流れだけではなく、今回と同じ左回りを経験している事もアドバンテージとなるため、これだけの良績を残していると言えるかもしれません。
今年の関屋記念でも出走馬の前走のレース格や競馬場はしっかりとチェックして、少しでも有利になりそうな馬を見極めていきたいところです。
ここでは、上位人気が予想される馬の死角となりそうなデータをひとつ紹介します。
【条件】
前走オープン特別に出走した牝馬
[0-0-0-8]複勝率0%
該当馬:プレサージュリフト
※特に言及のない限り、データは過去10年間を対象にしています。
上位人気が予想されるプレサージュリフトが該当しました。
過去10年の関屋記念で牝馬は44頭が出走し11頭が馬券に絡んでいます。この内、10頭が前走で重賞に出走していましたので、やはり前走で重賞の流れを経験しているのは大きなプラス材料になりそうです。一方、前走でオープン特別だった馬は8頭が出走し、全て馬券圏外となっています。
該当馬に挙げたプレサージュリフトの前走はオープン特別のメイS。牡馬相手に勝利こそ収めていますがこのレースは先行勢に有利な流れ。プレサージュリフトは先団から運んでおり展開に恵まれた感がありますし、前走の結果を鵜呑みにはしづらい印象です。
過去の傾向から高い評価は与えづらいですし、人気が有力で配当妙味も薄いので手は出しにくい印象です。それであれば本馬の評価を下げて、他の馬から入る方が大きなリターンを得る可能性は高そうですし、そういった考えで馬券を組み立てるのも重要になってくるかもしれません。
重賞レースの参考として、是非お役立てください。