短い梅雨が終わり、夏真っ盛り。夏休みの予定をまだ決めていないという人にもオススメなのが長野県で春にリニューアルオープンしたばかりの温泉リゾートホテル「TAOYA 木曽路」です。

■JR中津川駅から送迎バスに乗りたどり着いたのはホテルの中ですべて完結する温泉リゾート


長野県木曽郡に位置するTAOYA 木曽路。JR中津川駅と南木曽駅からは送迎バスが出ていますが、予約が必要です。実際に中津川駅から乗車した際にも多くの人が利用していました。



到着すると明るいフロントと、ゆったりとした空間がお出迎え。開放感のあるラウンジには暖炉もありました。



チェックインした後は、館内で着用できる浴衣を選ぶのをお忘れなく。



シンプルな和モダンで清潔感のある客室。荷物を置いたらさっそくホテルを満喫しましょう。

■滞在中は何度も入りたい温泉


TAOYA木曽路の最大の魅力とも言えるのが温泉です。化粧水のようなとろみのある泉質で、「温泉宿・ホテル総選挙 うる肌部門 中部エリア」において、2022年、2023年の2年連続で1位を受賞した泉質です。「シルクの湯」とも呼ばれるのが納得の肌触りで、化粧水が肌に絡みつくような感覚を楽しめました。

開放感のある露天風呂も心地良く、時間を変えて何度も入りたくなる温泉でした。とろみが強いので、浴室内の床で滑らないように注意です。

■しっかり楽しみたいオールインクルーシブ


宿泊料金に食事や夕食時のアルコール、ウェルカムドリンクや湯上りサービスなどの館内サービスの利用料金が含まれているオールインクルーシブが導入されているTAOYA 木曽路。

ラウンジにも、ドリンクや軽食が用意されていました。コーヒーや紅茶などソフトドリンクだけでなく、生ビールやワインもありました。



温泉の後にうれしいのはソフトクリームでしょうか。



夜は星空を眺めながら寛げる「星空テラス」。ラウンジに用意されている飲み物を片手に、空の下でするおしゃべりは盛り上がること間違いなしです。

■好きな物を好きなだけ グルメバイキング
食事は好きな物を好きなだけいただけるバイキングスタイルです。



低温のオーブンでじっくり火を通してからゆっくり休ませ、しっとり仕上げたローストビーフはTAOYA木曽路自慢の看板料理。



もちろん飲み物の種類も豊富です。地酒や長野県産のワインなど、こだわりのラインナップが食事を盛り上げてくれました。



そして朝食で人気なのが自家製アップルパイ。リンゴの果肉とカスタードが詰まったアップルパイは、シードルにもぴったりです。朝からシードルを飲めるのも贅沢ですね。

食事も飲み物も追加料金を気にすることなく楽しめるTAOYA 木曽路。ゆったりとした開放的な空間ではおしゃべりも弾むので、女子旅はもちろん母と娘の親子旅にもよさそうです。

■せっかくだから観光も!


TAOYA 木曽路から車で10分。「妻籠宿(つまごじゅく)」はかつての中山道と伊那道が交叉する場所で、交通の要として古くから栄えた宿場町です。国の重要伝統的建造物群保存地区の最初の選定地でもあり、今でも当時を思わせる街並みを見ることができました。

ほかにも、美しく雄大な景観を楽しめる桃介橋など周囲には気になるスポットがたくさん。豊かな自然に囲まれながら周辺観光はいかがでしょうか。

予定を詰め込む旅じゃなくて、ゆっくりと贅沢に時間をつかう大人な旅行。この夏は疲れた日常から飛び出して友人や家族とのんびり過ごしてみるのもオススメです。

(家電チャンネル副編集長・西岡舞子)