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ヒーリングミュージックもプレイリストに入れたくなりそう。

通常ならステレオ対応DACが1つでいいはずなのに、オーディオプレーヤーは2個とか4個とか8個のDACを使っていたりします。これは左右の音が極力交わらないようにするための設計上のテクニックで、クロストークを減らすことでパキパキに分かれたステレオ感を味わえるものなのだけど、ときに縦横無尽に動き回る音の流れに疲れを感じちゃうことがあるんですよね。

「ACTIVO P1」は左右の音を、あえてわずかに遅らせながら反対側のチャンネルに混ぜていくクロスフィード機能を搭載したハイレゾプレーヤーです。

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このクロスフィード機能。本来はイヤホンやヘッドホンでもスピーカーで聴くような音場を再現できるものとして、業務用DACや高級ヘッドホンアンプで採用されてきました。音楽のマスタリングの現場で求められてきた機能だったんですよ。

192kHz/24bit以下のPCMフォーマットに対応といった制限はあるものの、ポケットサイズのハイレゾプレーヤーにクロスフィードを載せてくるだなんて、面白いアプローチをしてくるじゃないですか。音が真ん中にぎゅぎゅっと集まってくる効果も聴いていて楽しいですよ。ラジオやASMRコンテンツなど、声を聴くときにピッタリ。

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Androidで動いているから、ストリーミング系アプリも入れ放題ですし。

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スマートフォンやPCの外付けDAC、ヘッドホンアンプとしても使えます。

複数トラックのボリュームを自動調整してくれるリプレイゲイン機能も使えますし、ACTIVO P1は賢いハイレゾプレーヤーといえますね。お値段は7万7000円。7月27日から発売です。

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サイバーパンク的スマホっぽい何か。実はハイレゾプレーヤーです

Source: Aiuto