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 28日午前8時半ごろ、JR信越線の高崎発横川行き下り普通列車(4両編成)が、停車予定の松井田駅のホームを約30メートル通ぎて停車した。

 逆戻りすると踏切が正常に動作しなくなる恐れがあるため、そのまま次の西松井田駅まで進み、約50人が降車できなかった。

 発表したJR東日本高崎支社によると、20代の男性運転士が一時的に居眠りをしたという。駅通過に気づいて急ブレーキをかけたが、当時列車内にいた乗客約60人にけがは無かったという。

 降車できなかった約50人は、西松井田駅から上り列車に乗り換え、本来より約20分遅れて松井田駅で降車したという。運転士は前日午前中から勤務しており、適切な睡眠時間は確保していたという。(角津栄一)