「負けなくて良かったというゲームではなかった」福岡戦での昌子源のリアルな証言「両チームとも感覚は一緒のはず」【町田】
![福岡戦で奮闘した昌子。写真:滝川敏之](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/7/b/7b603_1429_a2a31002_8781d9c4-m.jpg)
それが気になったので、本人に質問してみた。「福岡戦は勝てたなという想い、負けなくて良かったという気持ち、どちらが強いですか?」と。昌子の回答は以下の通りだった。
ある意味拮抗した試合だった。“たられば”になるが、町田が攻め込んだ立ち上がりの15分に1点でも決めていれば、こうした展開にならなかっただろう。その感想をぶつけると、昌子も「もちろん、そうですよね」と同意してくれた。
「福岡さんからしたら、最初の15分を凌いだから前半の後半にペースを掴めたわけで。前半の頭は間違いなくうちのペースで、後半になると相手のセットプレーが増えた。どっちに転んでもおかしくないゲームでした」
プレーした選手の感覚がリアルに分かる、貴重な証言だった。
取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)
【画像】セルジオ越後、小野伸二、大久保嘉人、中村憲剛ら28名が厳選した「J歴代ベスト11」を一挙公開!