「詰め込みすぎ」キムタク主演『Believe』最終回、あまりの駆け足ラストに“消化不良”の声【ネタバレあり】
ドラマの内容より身長問題がクローズアップされた木村拓哉
6月20日、木村拓哉主演のドラマ『Believe-君にかける橋-』(テレビ朝日系)の最終回が放送された。
前回放送の第8話では、刑務所を脱獄し、逃走を続けてきた主人公・狩山陸(木村)が、最愛の妻・玲子(天海祐希)の目の前で再逮捕されるという衝撃的な内容だったが、ビデオリサーチの調べ(関東地区)による世帯平均視聴率は9.1%と、第7話より0.3ポイント下降。視聴率だけでいえば、第3話以降は1ケタ台が続いていた。
「番組の公式サイトでは、15分拡大で放送される最終話を《すべての謎が解明! どこまでも胸を揺さぶる最終話》と告知していたこともあり、これまでの伏線がすべて回収されることを期待する視聴者は多かったようです。
そうして放送された最終話は、視聴率だけでいえば、世帯視聴率は13.2%と最高記録を更新しました。しかし内容は、狩山が再収監されてから裁判、出所後までを淡々と描くもので、まるで3話分を一気に詰め込んだような感があったうえ、『すべての謎が解明』というにはほど遠い終わり方だったことで、視聴者から不満の声が多く上がりました」(ドラマウォッチャー)
X上には、「あそこは結局どうだったの?」といった感じで、回収されなかった“謎”を具体的にあげつつ、
《キムタク主演のbelieve、なんか消化不良過ぎる》
《believe 君にかける橋 最終話 端折りすぎ詰め込みすぎで消化不良》
《結局「知事の企みで橋を崩落させた」ことは表に出ず、消化不良の最終回》
など、結末に不満を抱く声であふれた。
木村が初めて演じた脱獄犯という汚れ役、共演の豪華俳優陣など、当初から話題を振りまき続けた今作。最後までこれだけ話題になったのは、さすがキムタクといったところか。