2024年に登場するとみられるiOS 18では、メールやメッセージ、メモ、電話、写真、Safari、設定などのApple純正アプリをFace IDやTouch ID、パスコードを使ってロックが可能になると報じられています。

iOS 18 Will Let You Lock Apps Behind Face ID, Sources Say - MacRumors

https://www.macrumors.com/2024/06/08/ios-18-face-id-app-locking-rumor/



iOS 18 Will Extend Dark Mode to Home Screen App Icons, Sources Say - MacRumors

https://www.macrumors.com/2024/06/09/ios-18-home-screen-dark-mode-rumor/

iOS 18 Siri - AI, advanced in-app features, more features

https://appleinsider.com/articles/24/06/08/siri-is-reborn-in-ios-18----everything-apples-voice-assistant-will-be-able-to-do

これまでAppleは、Notesアプリの「メモ」や、写真アプリの「最近削除した項目」「非表示アルバム」などの特定のコンテンツを表示する際にFace IDやTouch ID、パスコードの入力を求めてきました。

しかし、Appleはさらなるプライバシーとセキュリティ強化のために、iOS 18ではメールやメッセージなどのApple純正アプリを開く際に、Face IDやTouch ID、パスコードでの認証を求めるようになるとのこと。なお、海外メディアのMacRumorsは「この機能がApple以外のサードパーティーアプリで動作するかどうかは確認されていません」と述べています。



また、iOS 18ではホーム画面に表示されるアプリにおいて、端末のダークモードがオンになっている時にアイコンを自動的に黒っぽくする機能が搭載されることも報じられています。MacRumorsは「この機能は当初、iPhoneにプリインストールされたApple純正アプリに限定されるでしょうが、おそらくサードパーティーアプリがダークモードをサポートできるようなAPIが提供されるでしょう」と推測しました。



加えて、Appleのティム・クックCEOが「生成AI機能の詳細を2024年後半に発表予定」と発言していることから、iOS 18では数多くのAI機能が搭載されると予想されています。Bloombergのマーク・ガーマン記者は、iOS 18ではAI音声認識アシスタントのSiriがアップグレードされ、さまざまなアプリ機能を細かく利用できるようになると報じています。

iOS 18でSiriはAIを活用して個々のアプリ機能をより自由かつシームレスに利用可能に - GIGAZINE



海外メディアのApple Insiderによると、ブックやカレンダー、カメラ、連絡先などのアプリが強化されたSiriに対応するようになるとのこと。例えばブックでは「特定の書籍のタイトルを読み上げて開かせる」「最近読んだブックを開く」「書籍ライブラリを開く」などの機能が可能になります。また、カメラでは「写真撮影とビデオ録画の切り替え」「カメラのモード切り替え」「前面カメラ・背面カメラの切り替え」などの動作がSiriを使って可能になるそう。

これらの機能を搭載したiOS 18が発表される見通しの「WWDC24」は、2024年6月11日未明から開催されます。

Appleが「WWDC24」を2024年6月11日未明から開催、iOS 18など発表へ - GIGAZINE