ヴィクトリアMは当代きってのリピーターレース!? 複数回馬券内に入った馬を紹介
ヴィクトリアマイル(4歳上牝・GI・芝1600m)は同じ馬が何回も馬券が絡む、いわゆる「リピーターレース」として知られる。これは同じく東京マイルが舞台の安田記念にも見られる傾向だ。例を挙げると13年と14年を連覇したヴィルシーナや、14年から16年にかけて3年連続で好走したストレイトガール。複数回好走した馬は何と8頭もいる。
【ヴィクトリアマイルで複数回好走した馬】
・ウオッカ(08年2着、09年1着)
・ブエナビスタ(10年1着、11年2着)
・ホエールキャプチャ(12年1着、13年2着)
・ヴィルシーナ(13年1着、14年1着)
・ストレイトガール(14年3着、15年1着、16年1着)
・ジュールポレール(17年3着、18年1着)
・ノームコア(19年1着、20年3着)
・ソダシ(22年1着、23年2着)
今年は残念ながらヴィクトリアマイルで馬券圏内の経験がある馬は出走していない。しかし、諦めるのは早い。古くは07年3着のデアリングハート(8番人気)、最近では昨年1着のソングライン(4番人気)がそうだったように、ヴィクトリアマイルと同じく東京芝1600mが舞台のNHKマイルCの好走馬も侮れないのだ。
そこで注目は昨年のNHKマイルCで2着だったウンブライル(牝4、美浦・木村哲也厩舎)だ。休み明けだった前々走の東京新聞杯は9着に敗れたが、続く前走の阪神牝馬Sでマスクトディーヴァから半馬身差の2着に健闘。復調気配を示した。2戦連続のタッグとなる川田将雅騎手の手綱も心強く、好勝負を期待したい。