2回目のタッグとなるタスティエーラとモレイラ騎手(昨年10月撮影、ユーザー提供:おかおみさん)

写真拡大

 外国人騎手で8人目の盾制覇なるか。「マジックマン」ことJ.モレイラ騎手が、タスティエーラ(牡4、美浦・堀宣行厩舎)で天皇賞(春)(4歳上・GI・芝3200m)に初参戦する。

 モレイラ騎手はこれまでJRAのGIで[2-4-1-9]の好成績。18年のエリザベス女王杯をリスグラシュー、今年の桜花賞をステレンボッシュで制している。そして今週の天皇賞(春)にはタスティエーラで参戦する。昨年の日本ダービーの覇者。モレイラ騎手は昨年の菊花賞以来、2回目のタッグとなる。当時はドゥレッツァから3馬身半差の2着だったので、今回はリベンジがかかる一戦だ。

 天皇賞(春)に初騎乗となるモレイラ騎手だが、天皇賞(秋)には2回騎乗。18年のサングレーザーが2着、23年のダノンベルーガで4着で、惜しくも戴冠を逃している。ここで外国人騎手では3人目の天皇賞(春)、そして秋を含めると8人目の盾制覇となることを期待したい。

【外国人騎手の天皇賞制覇】
・03年天皇賞(秋)…シンボリクリスエス・ペリエ騎手
・04年天皇賞(秋)…ゼンノロブロイ・ペリエ騎手
・10年天皇賞(春)…ジャガーメイル・ウィリアムズ騎手
・10年天皇賞(秋)…ブエナビスタ・スミヨン騎手
・11年天皇賞(秋)…トーセンジョーダン・ピンナ騎手
・12年天皇賞(秋)…エイシンフラッシュ・M.デムーロ騎手
・16年天皇賞(秋)…モーリス・R.ムーア騎手
・18年天皇賞(秋)…レイデオロ・ルメール騎手
・19年天皇賞(春)…フィエールマン・ルメール騎手
・19年天皇賞(秋)…アーモンドアイ・ルメール騎手
・20年天皇賞(春)…フィエールマン・ルメール騎手
・20年天皇賞(秋)…アーモンドアイ・ルメール騎手
・22年天皇賞(秋)…イクイノックス・ルメール騎手
・23年天皇賞(春)…ジャスティンパレス・ルメール騎手
・23年天皇賞(秋)…イクイノックス・ルメール騎手