アタランタ戦を振り返ったクロップ監督。(C)Getty Images

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 結果を受け入れ難いようだ。

 現地4月11日に開催されたヨーロッパリーグ(EL)の準々決勝・第1レグで、遠藤航が所属するリバプールがホームでアタランタと対戦。0−3でまさかの完敗を喫した。

 38分にジャンルカ・スカマッカのゴ―ルで先制を許したリバプールは、押し込むものの、ゴールを奪えず。後半に2点を追加され、敵地での第2レグに向けて厳しい状況に追い込まれた。

 英公共放送『BBC』によれば、レッズを率いるユルゲン・クロップ監督は試合後、『TNT Sports』のインタビューでこうコメントしている。

「残念ながら、この試合についてポジティブなことは本当に何も言えない。スタートは良かった。ダルウィン・ヌニェスに良い瞬間があったが、その瞬間から本当にひどい試合になり、ポジティブなことは何も言えない」
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 ドイツ人指揮官は、「ポゼッションでの戦術的なポジショニングが気に入らなかった。そこにボールを渡して彼らにチャンスを与えた後、全員が別の選手を追いかけていた」と嘆く。

 第2レグでの逆転については、「良いプレーをすれば可能だ。3−0で勝てるか?分からない」と話し、こう続けている。

「とても気分が悪いし、それ(次の試合)が重要なことだ。ひどいパフォーマンスだったし、それが現状だ。だから我々は負けたんだ」

 リバプールとクロップ監督は、この大きなビハインドを第2レグで逆転できるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部