観光鵜飼控え「鵜慣らし祭」 広島・三次市
広島市三次市で6月に始まる観光鵜飼を控え、「鵜慣らし祭」が行われました。
馬洗川左岸の鵜飼乗船場では、シーズン中の豊漁や安全を願う神事が行われ、鵜の代表たちも神妙におはらいを受けました。
この後、川でさっそくデモンストレーションが披露され、鵜匠が餌のアジを投げると鵜は元気よく川に潜り魚をくわえて浮き上がる漁の練習を繰り返していました。
鵜匠・日坂文吾さん「感動を与えられるような三次の鵜飼というところで、伝統文化継承というのを掲げながら今年もシーズンへ突入していきたいなと思っています」
三次の観光鵜飼は6月1日から9月10日までの週末を中心に開催され、今年は去年を上回る2千3百人の観光客を目標にしています。