阪神10Rを勝利した川田将雅騎手(左)と福永祐一調教師(右)(c)netkeiba)

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 7日、福島競馬場8Rで行われた4歳上1勝クラス(4歳上・1勝クラス・芝2600m)で、小沢大仁騎手騎乗の4番人気マルカブリッツ(牡4)が第1着となり、管理する福永祐一調教師はJRA初勝利を挙げた。

 福永師は1976年生まれ。96年の騎手デビュー以来、毎年コンスタントに勝ち星を重ね、長きにわたってトップジョッキーとして活躍した。20年にはコントレイルに騎乗して無敗のクラシック三冠を達成。そのほかにも、シーザリオ、ジャスタウェイなど数々の名馬に騎乗して、JRA・GIで34勝を挙げた。

 調教師転身にともない、昨年2月をもって騎手を引退。今年3月に待望の厩舎開業を迎え、通算13戦目でついに初白星を飾った。なお、福永厩舎は阪神10Rをエーデルブルーメ(川田将雅騎手)で制し、本日2勝となった。

■福永師のコメント
「非常に中間調子が良かったので期待はしていましたが、ジョッキーも馬もよく頑張ってくれて、勝つことができたので非常にうれしく思います。また、この馬のオーナーと生産牧場の社台ファームは、自分がデビューした時から応援してくれて、そのような縁のある方々の馬で勝てたっていうことは何よりうれしかったです。今後、こういった勝利を積み重ねていけるように精進していきたいと思います。ありがとうございました」

(JRAのホームページより)