リュウジ「究極に美味しい鶏の調理法が見つかりました」 味つけは塩だけの「鶏の素揚げ」作ってみた!

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わが家で1番使われる食材はというと、実は「鶏もも肉」。やわらかくてジューシーでどんな食材とも相性がいいので、度々登場します。普段は唐揚げにすることが多いのですが、料理研究科リュウジさんに言わせると「鶏の素揚げ」が1番おいしいんだとか。衣をつける手間がないってだけで時短になるし、なぜ素揚げを思いつかなかったのか…。さっそく試してみました♪

リュウジ「邪道な作り方だけど自信のある衣!」 サクサクの【至高のとり天】は2種の白い粉と…炭酸水が肝

料理研究科リュウジさん考案「鶏の素揚げ」


こちらを参考にしました。
約1万いいねされています。

「パリッパリでおいしそう」「素揚げで唐揚げ以上になるなんて!」「試してみなきゃ」「シンプルでいい」などとコメントがありました。
唐揚げ以上の味わいになることに期待している方が多かったです。

「鶏の素揚げ」の材料はこちら



【材料】
鶏もも肉…1枚(300~350g程度)
塩(下味)…2.8g
砂糖…小さじ2
しょうゆ…大さじ1
酒…小さじ1
みりん…小さじ1
うま味調味料…2振り
レモン(国産)、塩、わさび、山椒など…お好みで

鶏むね肉で作るさいは、塩は3gだそうです。

下準備をします。

キッチンペーパーを押し付けて鶏肉の水気をとります。
鶏肉の重さを計り、重さに対して0.8~0.9%の塩を揉み込みます。

鶏肉に縦に軽く切り込みを入れ、皮目を上にした状態でラップをせずに冷蔵庫内で1~2時間冷やします。
冷蔵庫内は乾燥しているので鶏肉の水分が飛び、揚げたときにパリッと仕上がるそうです。
網などに乗せて冷やすと鶏肉全体が乾きやすくなり、旨味が凝縮されます。

さっそく作っていきます。

ポイントは水分をしっかり出すこと!

1.  鶏肉から水分が出ているのでキッチンペーパーで拭き取り、そのまま室温で30分置いて常温に戻します。



2.  その間にタレを作ります。
フライパンに砂糖、しょうゆ、酒、みりん、うま味調味料を入れて火にかけ、とろみがつくまで煮詰めます。
出来上がったタレは小皿などに移します。



3.  フライパンに鍋底1.5cm程度のサラダ油(分量外)を入れて中火にかけ、油が十分温まったら鶏肉の皮目を下にして焼きます。
途中スプーンですくった油をかけながら揚げていきます。






4.  皮目の揚がり具合を確認しながら、およそ5分程度揚げます。
皮目がきつね色に揚がったらひっくり返し、反対側も揚げます。
1分程度揚げて、もう片面もパリッと揚がったら、取り出して油を切ります。



5.  2~3分寝かせてから食べやすいサイズに切り分け、お皿に盛ったら出来上がり。



時間を置いた後はしっかりと水分が抜けていたため、パサパサした仕上がりにならないか心配でした。でも杞憂でしたね。
揚げているとき、かなり油がはねるので気をつけましょう。



揚げたあと寝かせることにより余熱で火が入るため、外はパリッパリっと中はふっくらジューシーに仕上がっていましたよ。
鶏肉の旨味が濃縮されて、噛むたびに肉汁がじゅわ~っと広がります。
照り焼き風味なタレはとろみがついていてよく絡み、ご飯が進む進む!
お酒も進む濃厚さです。
タレをつけてから時間が経つと皮のパリパリ感はなくなりますが、変わらずおいしかったのでお弁当にもおすすめ。

小学生の娘にも馴染みのある味わいなので「おいしい♡」とたくさん食べていました。
このタレがおいしくて、たっぷりとかけて楽しんでいましたよ。

冷やしたり寝かせたりする工程が多いため時間はかかりますが、調理自体は難しくないので手軽に試せます。
鶏もも肉だけでなく鶏むね肉などに部位を変えて、まとめて作っておくのもおすすめ。

ぜひ作ってみてください。