【タラの芽の保存】根元を切って「タラの芽の冷凍保存」試してみた♪3週間保存可!栄養や天ぷらの作り方も
管理栄養士のともゆみです。突然ですが、タラの芽ってご存じでしょうか?普段の食卓にあまり馴染みはありませんが、春の代表的な山菜として人気があります。天ぷらにすると最高においしいのですが、買ったらすぐに食べないと香りや風味が逃げてしまう食材。冷凍食品メーカーの「ニチレイフーズ」によると、すぐに食べない場合は冷凍保存するのがおすすめだそうなので、試してみたいと思います!
【ふきのとうの保存】下処理が大事!「ふきのとうの冷凍保存」試してみた♪1か月保存可!アク抜きの仕方も
「ニチレイフーズ」の「ほほえみごはん」
「ほほえみごはん」は、冷凍食品を中心に販売している冷凍食品メーカーのニチレイフーズが運営している食メディア。「冷凍で食を豊かに」をコンセプトに、食材の冷凍の仕方や、お弁当テクニック、簡単おかずレシピなど、さまざまな食の知恵やアイデアを教えてくれています。
タラの芽って?
タラの芽は、ウコギ科の樹木「タラノキ」の新芽です。春の山菜の一種で、旬は3~5月です。ほのかな苦味とコリッとした食感で、天ぷらやおひたしにして食べるのが定番です。
タラの芽を冷凍してみた!
【冷凍方法】
1.タラの芽は洗ったあとキッチンペーパーで水分を取ります。根元の茶色の部分を包丁で面取りするように1周剥きます。そのさい、外側のはかま(三角形の外側の硬い皮の部分)も自然に剥がれます。
2.タラの芽を1食分ずつラップに包みます。2人分なら4~6個が目安。ジッパー付き保存袋に重ならないように入れます。できるだけ空気を抜いて口を閉じ、冷凍します。冷凍庫で2~3週間程度保存可能です。
【解凍方法/食べ方】
冷凍したタラの芽は、繊維の食感とほろ苦さが若干強くなります。和え物にする場合は、塩少々を加えて沸騰させた湯に凍ったまま入れ、再沸騰するまで茹でてから調味料で和えます。味付けは風味の強いゴマ和えがおすすめです。タラの芽の代表的な料理、天ぷらにする場合は、凍ったまま天ぷらの衣をつけ、180℃に熱した油で衣がカリッとするまで揚げます。生のタラの芽に比べると色は少し濃くなります。
タラの芽を一晩冷凍したものがこちら。
冷凍すると少しだけ色が濃く、くすみましたね。
「タラの芽の天ぷら」作ってみた!
【作り方】
1.天ぷら衣(天ぷら粉と水を1:1.5で溶いたもの)に冷凍のままのタラの芽をくぐらせます。
2.180℃に熱した油に入れて、衣が全体的にカリッとするまで揚げます。
3.皿に盛り付けて完成です。味付けに塩を少々振りました。
さくっとした歯ごたえはなく、冷凍特有のふにゃっとしたやわらかい感じになりますね。スジっぽさや繊維感はあまり感じませんでした。苦味と香りはきっちりと感じるので、春の風味は楽しめますね。
タラの芽の成分
タラの芽は葉酸を多く含むのが大きな特徴です。葉酸はビタミンB12と協力して造血を助け、血行改善や動脈硬化の予防に働くほか、認知症の予防が期待できると言われています。また老化抑制ビタミンと言われるビタミンEも豊富に含み、ビタミンEは油との併用で吸収率が高まるので、天ぷらにすることで栄養を効率よく活用できます。
タラの芽の冷凍は初めてでしたが、根元を少し取るだけで冷凍できるから手間がかからずラクチンですね。使う時も凍ったまま使えるので便利です。冷凍すると少し歯ごたえはなくなりますが、冷凍することで長く楽しめるので知ってて損はないなと思いました。参考にしてみてくださいね。
参考文献:
春夏秋冬おいしいクスリ 旬の野菜の栄養事典 監修 吉田企世子 エクスナレッジ
【ふきのとうの保存】下処理が大事!「ふきのとうの冷凍保存」試してみた♪1か月保存可!アク抜きの仕方も
「ニチレイフーズ」の「ほほえみごはん」
「ほほえみごはん」は、冷凍食品を中心に販売している冷凍食品メーカーのニチレイフーズが運営している食メディア。「冷凍で食を豊かに」をコンセプトに、食材の冷凍の仕方や、お弁当テクニック、簡単おかずレシピなど、さまざまな食の知恵やアイデアを教えてくれています。
タラの芽って?
タラの芽は、ウコギ科の樹木「タラノキ」の新芽です。春の山菜の一種で、旬は3~5月です。ほのかな苦味とコリッとした食感で、天ぷらやおひたしにして食べるのが定番です。
タラの芽を冷凍してみた!
【冷凍方法】
1.タラの芽は洗ったあとキッチンペーパーで水分を取ります。根元の茶色の部分を包丁で面取りするように1周剥きます。そのさい、外側のはかま(三角形の外側の硬い皮の部分)も自然に剥がれます。
2.タラの芽を1食分ずつラップに包みます。2人分なら4~6個が目安。ジッパー付き保存袋に重ならないように入れます。できるだけ空気を抜いて口を閉じ、冷凍します。冷凍庫で2~3週間程度保存可能です。
【解凍方法/食べ方】
冷凍したタラの芽は、繊維の食感とほろ苦さが若干強くなります。和え物にする場合は、塩少々を加えて沸騰させた湯に凍ったまま入れ、再沸騰するまで茹でてから調味料で和えます。味付けは風味の強いゴマ和えがおすすめです。タラの芽の代表的な料理、天ぷらにする場合は、凍ったまま天ぷらの衣をつけ、180℃に熱した油で衣がカリッとするまで揚げます。生のタラの芽に比べると色は少し濃くなります。
タラの芽を一晩冷凍したものがこちら。
冷凍すると少しだけ色が濃く、くすみましたね。
「タラの芽の天ぷら」作ってみた!
【作り方】
1.天ぷら衣(天ぷら粉と水を1:1.5で溶いたもの)に冷凍のままのタラの芽をくぐらせます。
2.180℃に熱した油に入れて、衣が全体的にカリッとするまで揚げます。
3.皿に盛り付けて完成です。味付けに塩を少々振りました。
さくっとした歯ごたえはなく、冷凍特有のふにゃっとしたやわらかい感じになりますね。スジっぽさや繊維感はあまり感じませんでした。苦味と香りはきっちりと感じるので、春の風味は楽しめますね。
タラの芽の成分
タラの芽は葉酸を多く含むのが大きな特徴です。葉酸はビタミンB12と協力して造血を助け、血行改善や動脈硬化の予防に働くほか、認知症の予防が期待できると言われています。また老化抑制ビタミンと言われるビタミンEも豊富に含み、ビタミンEは油との併用で吸収率が高まるので、天ぷらにすることで栄養を効率よく活用できます。
タラの芽の冷凍は初めてでしたが、根元を少し取るだけで冷凍できるから手間がかからずラクチンですね。使う時も凍ったまま使えるので便利です。冷凍すると少し歯ごたえはなくなりますが、冷凍することで長く楽しめるので知ってて損はないなと思いました。参考にしてみてくださいね。
参考文献:
春夏秋冬おいしいクスリ 旬の野菜の栄養事典 監修 吉田企世子 エクスナレッジ