GitリポジトリプラットフォームのGitLabは、社内で行われたZoom会議をYouTubeに公開しています。会議の内容は専門的で不特定多数に見せるためのものではないため、本来であればこうしたZoom会議動画の再生数は少なくなるものですが、動画の中には再生数が数万回を突破しているものも存在します。これは、GitLabのZoom会議動画を使って「仕事をしているふり」をする人が多いからだと、衛星通信会社・AstranisのチーフスタッフでX(旧Twitter)ユーザーのクリスチャン・ケイル氏が明かしました。



そして、GitLabが公開しているZoom会議動画を利用して、ユーザーがブラウザから本当にZoom会議に参加しているように装えるサイト「Gitlab Meeting Simulator 2024」が登場しています。

Gitlab Meeting Simulator 2024

https://benjamin-brady.github.io/gitlab-simulator/

上記サイトにアクセスするとこんな感じで、Zoom会議のような画面が表示されます。この画面は、GitLabがYouTubeに公開しているZoom会議動画を埋め込んだものです。



カメラの使用許可を求めるポップアップが表示されるので、「許可する」をクリックします。



すると、許可したウェブカメラで撮影された風景が、ちょうどZoom会議画面の左上に表示されます。画面上にある「Set Name」をクリックすることで、ウェブカメラ画面上に表示される名前の設定が可能。また、「Stealth」を表示することでZoom会議画面を全画面表示できます。



ページを下にスクロールしたところ、YouTubeの埋め込みプレイヤーのUIが確認できました。また、「家族に放っておいてほしいときにこの動画を使います。非常に役に立ちます」「仕事を辞めたことを両親に話す準備ができておらず、毎朝この動画を使って在宅会議をしているように見せて両親に迷惑をかけないようにしていました」「この動画を30回見ましたが、GitLabが何なのかはまったくわかりません」といったYouTubeのコメントが紹介されていました。