【ファンキー通信】あの渋谷公会堂が改名した!?

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 渋谷公会堂と言えば渋公(しぶこう)の名で親しまれ、過去さまざまなロックスターが公演したことで知られる人気の場所だ。しかし、その渋公が改名するらしい。

 新しい名前は『渋谷C.C.Lemonホール』。以前仙台の東北楽天イーグルスの本拠地のスタジアムの名前が『フルキャストスタジアム宮城』となって話題を呼んだが、それと同じくスポンサーを募って出資してもらい、代わりに施設名に企業や商品の名前を名づけられるネーミングライツという制度を導入した結果による改名だ。渋谷公会堂の5年間の命名権を獲得したサントリー株式会社にお話を伺った。

 「渋谷公会堂の命名権を広告代理店の電通を仲介し、渋谷区と基本合意に達したことから命名権を取得しました。『C.C.レモン』の親しみやすいブランドコンセプトと、渋谷の芸術文化振興を目指し新しく生まれ変わる渋谷公会堂のイメージが一致し、今回の運びとなりました。誰からも愛されるように『渋谷C.C.Lemonホール』のイメージ向上を図っていきます」(サントリー株式会社 広報部 日色さん)

 「C.C.レモン」が持つブランドコンセプトは、誰にとっても親しみがある「街の健康炭酸」というもの。確かにロックコンサートで爽快に汗を流した後に飲むシュワッとした炭酸清涼飲料水はおいしいし、若者の街渋谷区が誇るホールである渋谷公会堂のイメージにはぴったりかも。

 でもでも、誰にとっても親しみやすいというコンセプトなら、わが『ファンキー通信』も目指すところ。今回の改名は5年限定だと言うし、5年後は『渋谷ファンキー通信ホール』なんて名前はどうでしょう? ちょっとあつかましい質問ですが、今後の参考にしたいので契約金額など、教えていただければ・・・。

 「今回の契約金額は年間8000万円でした。あくまで『渋谷C.C.Lemonホール』の場合ですよ」(同)

 8000万円ですか。ということは5年間で4億ですか。ひょえー!! しかもあくまでってことはひょっとしたらこれより高くなるのかもしれませんね。ちょっと支払えそうにないです・・・。

 というわけで『渋谷ファンキー通信ホール』の夢はあきらめ、生まれ変わった渋谷公会堂、『渋谷C.C.Lemonホール』を今後とも応援していくことにします!!(梅田カズヒコ/verb)

■関連リンク
渋谷公会堂 - 文中で紹介した渋谷公会堂の公式Webサイト
C.C.レモン - 文中で紹介したサントリーの清涼飲料水『C.C.レモン』の公式Webサイト