Microsoftは現地時間2024年1月30日、Windows Terminalプレビューがバージョン1.20に達したことを公式ブログで報告した。Windows TerminalプレビューはMicrosoft StoreやGitHubから入手できる。同バージョンは2024年初のリリースにあたり、使用性やHTMLとRTF間でコピーする際のパフォーマンス改善が加わった。

新たに加わった下線表示機能

本バージョンでは色付きの下線・中線・破線・点線・二重下線に対応。SGR(Select Graphic Rendition)5およびSGR58で定義可能で、特定のメッセージやエラーログの確認で効果を発揮する。また、検索結果の表示結果を強調表示する機能も加わった。他にも豊富な色表現が特徴のAtlasEngineレンダリング エンジンが既定となり、代替バッファー使用時にマウスホイールによる自動スクロールに対応、折り返した単語をダブルクリックすると全体が選択される使用性の改善も行われている。さらに複数のバグ修正や他端末との互換性向上、アクセスの容易性も改善した。なお、安定版はブロードキャスト入力やWeb検索、サジェストUIを備えるバージョン1.19に更新される。

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