ベータ版Windowsとベータ版GeForceドライバで『Cyberpunk 2077』の性能が20%強も向上?
現行ビルドに先行するOSとドライバを組み合わせたことで、超重量級ゲーム『Cyberpunk 2077』のパフォーマンスが大幅に引き上げられたことが報告されている。一般的なユーザーでもWindowsのほうは入手できるが、GeForce向けベータドライバは入手できない。
ベータ版Windowsとベータ版GeForceドライバで『Cyberpunk 2077』の性能が20%強も向上?
Windowsの先行機能を体験できるプログラム「Windows Insider Preview」において配布されている「Build 26040」をインストールし、グラフィックス向けに「NVIDIA Beta Driver 550.09」を組み合わせることで実現するというもの。動画はYouTubeチャンネル「Compusemble」で公開されており、『Cyberpunk 2077』における性能が大幅に高まるという。
動画ではOSとドライバの組み合わせで4通りのテストが行われ、フレーム生成機能のオンオフも試行されている。フレーム生成がオフ、いわゆる素の状態でも性能向上が見受けられているほか、しかもベータ版のGPUドライバではRay Reconstruction機能が有効化できななかったとのこと。性能向上はRay Reconstruction機能なしで行われている点も要注目だ。
何が作用して性能向上が実現されたかについては不明ながら、テスト画面に映る「NVIDIA Beta Driver 550.09」においてWDDM 3.2を有効化できる点がキーになっているようだ。WDDM 3.2はまだ現行Windowsではサポートされていないディスプレイドライバ向け規格で、OSとGPUの両方で対応したことが性能向上につながった……とみることができるかもしれない。
なお、上述した通りNVIDIA GeForceシリーズ向けベータ版ドライバは一般ユーザー向けに公開されていない。一方、動画内で使われたWindows Insider Preview Build 26040はCanaryチャネルで利用可能かもしれないが、メイン運用中の環境に導入することは推奨されていない。
Cyberpunk 2077: Windows Insider Build 26040 & NVIDIA Beta Driver 550.09 Tested
ベータ版Windowsとベータ版GeForceドライバで『Cyberpunk 2077』の性能が20%強も向上?
動画ではOSとドライバの組み合わせで4通りのテストが行われ、フレーム生成機能のオンオフも試行されている。フレーム生成がオフ、いわゆる素の状態でも性能向上が見受けられているほか、しかもベータ版のGPUドライバではRay Reconstruction機能が有効化できななかったとのこと。性能向上はRay Reconstruction機能なしで行われている点も要注目だ。
何が作用して性能向上が実現されたかについては不明ながら、テスト画面に映る「NVIDIA Beta Driver 550.09」においてWDDM 3.2を有効化できる点がキーになっているようだ。WDDM 3.2はまだ現行Windowsではサポートされていないディスプレイドライバ向け規格で、OSとGPUの両方で対応したことが性能向上につながった……とみることができるかもしれない。
なお、上述した通りNVIDIA GeForceシリーズ向けベータ版ドライバは一般ユーザー向けに公開されていない。一方、動画内で使われたWindows Insider Preview Build 26040はCanaryチャネルで利用可能かもしれないが、メイン運用中の環境に導入することは推奨されていない。
Cyberpunk 2077: Windows Insider Build 26040 & NVIDIA Beta Driver 550.09 Tested