メシウス(旧社名、グレープシティ)は、Windowsデスクトップアプリケーション開発用UIフレームワーク「Windowsフォーム」上で利用できるコンポーネントセット「InputManPlus for Windows Forms」と「MultiRowPlus for Windows Forms」の最新バージョン「12.0J」を1月31日にリリースする。
○ダークモード対応のバルーンチップ、パスワード強度チェック機能を強化した「InputManPlus for Windows Forms」
「InputManPlus for Windows Forms」は、日本仕様に対応した入力フォーム用コンポーネント。今回の「12.0J」では、エラー通知や簡単な説明をポップアップ表示する「バルーンチップ(GcBalloonTip)コントロール」で最新のWindowsのデザインに対応したライト・ダークモードの表示が可能になった。
○行のピン留め表示や月の開始日指定などが可能になった「MultiRowPlus for Windows Forms」
「MultiRowPlus for Windows Forms」は、日本仕様の複数行グリッド・自由レイアウトの帳票やカレンダー用のUIを収録したコンポーネント。最新の「12.0J」では、TogglePinnedRowsプロパティで重要な行を上部に固定表示できるようになった他、セル入力の値の集計と結果を表示するサマリ型セル(SummaryCell)で計算結果がエラーの場合、任意のエラーメッセージを表示する設定が可能になった。また、カレンダー(CalendarGrid)で、月の開始日を自由に指定できるようになった。
MultiRowコントロールのグリッド表示で選択行を上部固定表示可能に(同社資料より)
「InputManPlus for Windows Forms 12.0J」「MultiRowPlus for Windows Forms 12.0J」の利用は、1ユーザー1開発ライセンスで176,000円となる。