【山口天気 朝刊11/29】雲の多い空 日ざし少なく空気ヒンヤリ 夜はにわか雨も
県内付近ではきのう28日(火)夕方頃から時雨は落ち着いて、晴れの天気が続いていました。今朝にかけては、大陸方面から次のまとまった雲が広がってきています。
予想天気図を見ると、きょう29日(水)は大陸からの高気圧が張り出し、等圧線の間隔は広がる見込みです。県内付近では冬型の気圧配置は緩んで、風はきのう28日(火)より弱まりそうですが、次の上空の気圧の谷が近づくため、次第に雲が増えていく予想です。
瀬戸内側では朝は晴れ間がありそうですが、段々と雲が増えてすっきりしない空模様へ変わっていきそうです。午後ほど、湿った空気の影響も受けやすく、夕方頃からは、所々に雨雲も流れ込む見込みです。短い時間の弱い雨が中心ですが通り雨にご注意下さい。洗濯物は室内干しにしておいた方が安心です。海上の波は、瀬戸内側では1.0mのち0.5m。日本海・響灘では2.0~2.5mでうねりを伴う予想です。
日中の最高気温は、14度前後の所が多い予想。昼間の気温は風が冷たかったきのう28日(火)よりも低くなるでしょう。日差しが少ない分、空気がひんやり感じられそうです。
あす30日(木)は明け方頃までにわか雨がありそうですが、天気は回復へ向かうでしょう。午後にかけて晴れ間がありそうです。上空には寒気が流れ込むため、寒さは増していく見込み。あす30日(木)の山口の最高気温は11度予想。あさって1日(金)は寒さのピークで、9度予想。お正月の頃並みの寒さとなりそうです。週末からは上空の寒気が退き始めて、来週にかけては気温が15度を超える日が多くなりそうです。来週は過ごしやすく感じそうです。
(KRY山口放送 気象予報士 中原一徹)