KRY山口放送

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 来年春に行われる秋吉台の山焼きで火の燃え広がりを防ぐための草刈りが11日、ボランティアの人たちによって行われました。

 草刈りに集まったのは連合山口の組合員や家族およそ720人です。

 秋吉台では毎年春の山焼きの際に、火が周辺に燃え広がるのを防ぐために草を刈り取る「火道切り」とよばれる作業が有志の人たちによって行われています。

 地域の過疎・高齢化で人手が足りなくなる中、連合山口では伝統行事や秋吉台の環境を守ろうと火道切りを毎年行っていてことしで20年目を迎えます。

(連合山口 伊藤正則会長)
「山焼きをするためには火道切りが無いとできないので社会的価値のある労働運動の一環としても重要な行事だと思っています」

 秋吉台の山焼きは来年2月に行われる予定です。