“8Kサウンド”が味わえるfinalの「ZE8000 MK2」はまさに完全ワイヤレスイヤホンの極地だ
カジュアルな使用感から、ともすれば軽さやデザインで選んでしまうことも多いワイヤレスイヤホン。音楽を楽しむデバイスである以上、本来は音質にとことんこだわって選びたいですよね。
そんな思いを新たにさせてくれるのがfinalの新製品「ZE8000 MK2」(3万6800円)。メーカー自ら 「オーケストラに没入できるイヤホン」 と例える繊細な音表現は、一見ならぬ一聴の価値ありです。
finalからこの秋登場の「ZE8000 MK2」は、その名前からもわかる通り、同社がフラッグシップとして位置付ける完全ワイヤレスイヤホン「ZE8000」の一部機能を進化させた最新モデル。
「ZE8000」といえば、昨年末に発売されるやコアなオーディオファンを中心に旋風を起こした話題作。最大のポイントは同社が新たに発見した物理特性に基づく独自の音質設計“8K SOUND”。どの音域、どの楽器に注意を向けてもあらゆる音にフォーカスが合うという、未体験のサウンドを提供してくれるのです。
更にバッテリーや基板部分を分離することで実現したスリム&コンパクトな筐体や、快適な装着感と優れたノイズキャンセリング性能などが高く評価され、国内外からさまざまなアワードを授けられています。
その「ZE8000」の上位モデルとして登場するのがこの「ZE8000 MK2」。さらに進化した“8K SOUND”が、微細な音でもそれぞれの楽器や声を高い解像度で感じられるようになっています。
また、SN比のいっそうの向上を目指して、ハードウェアとソフトウェアの両面を改良。これにより楽曲のディテールやニュアンスをよりクリアに感じられるようになりました。
音質面のアップグレードに加えて、内部構造の改良およびアクティブノイズキャンセリングのアルゴリズムの見直し、新設計のシールドフィン付きイヤーピースによって、遮音性能を32%向上、これと同時に装着感も向上させています。
またノイズキャンセリング機能は、通常モードに加え、ウインドカットモード・ながら聴きモード・ボイススルーモードの合計4パターンのモードを搭載。
ボリュームコントロール機能も“ボリュームステップ最適化”によっていっそう最適な音量調整が可能となり、最大音量も初期モデルに比べて +5dB向上しています。
全方位にわたる大幅アップデートはオーディオファンにとっては間違いなく嬉しいニュース。完全ワイヤレスの概念が大きく変わるかもしれない期待の新作、発売は11月17日となっています。
<文/&GP>
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