視界に画面が重なる!透過度を調整可能なARグラス「XREAL Air 2 Pro」でどこでも快適視聴
ここ数年でぐいぐい実用性を増してきたのがAR(拡張現実)グラス。デジタルコンテンツを現実にあるモノや場所に重ねて表示できるアイウエア型のウエアラブルデバイスです。
視界にPCやスマホの画面を大きく表示させれば、大好きなゲームも迫力たっぷりで楽しめるし、ソファにごろんと寝転がっての動画視聴もOK。新幹線や飛行機でのPC作業もスイスイ捗りそうです。
ただ屋外で使うことを考えると視界の明るさはやっぱり気になる…ということでご紹介したいのが、Xrealの最新モデル「XREAL Air 2 Pro」(6万1980円)。使う場所の明るさに応じてレンズ透過度を変更できる調光機能を新たに搭載、これならいつでも快適な視聴環境が実現できそう!
誰もが簡単にARを利用できる世界を目指し、関連製品の開発と普及活動に勤しむXreal。ARに特化した企業として目下急成長中の技術系スタートアップです。
先日発売されたばかりの「XREAL Air 2」(10月16日発売、5万4980円)はわずか72gの軽さながら、最大330インチの巨大スクリーンを目の前に表示できるスマートグラスでしたが、新たに発表された「XREAL Air 2 Pro」はこの上位モデルにあたるもの。
新たに搭載されたのは、使う場所の明るさに合わせて、0/35/100%の3段階でレンズの透過度を変更できる“エレクトロクロミック調光技術”。寝室や飛行機の中など暗い場所では0%、明るい日中は100%など、使う環境に応じて視界の明るさを調節できるようになっています。調光操作は右側テンプルにあるボタンを押すだけ、シンプルな操作で快適な視聴環境が手に入れられるのは、集中して仕事に取り組みたい人にとってはかなり助かります。
主要スペックを整理すると、グラスに重ねたディスプレイはソニー製 0.55型OLEDマイクロディスプレイで解像度は1920×1080、リフレッシュレートは120Hz、明るさは従来製品よりも25%アップした最大500nit。
また優れた色再現性も特徴のひとつで、ARグラスとしては世界で初めてTÜV色精度認証を取得。加えて出荷時にはプロレベルのディスプレイ同等の基準で高精度なカラーキャリブレーションを実施することで、卓越した色精度を実現しています。
本体重量は「XREAL Air 2」より微増の75gですが、それでもこの軽さはやっぱり驚き。さらにボディ重量配分を前後1:1としたことで鼻にかかる負担を軽減、長時間の装用も快適です。
なお330インチスクリーン表示には、PCやスマホなどのビデオ入力を「XREAL Air 2 Pro」上のSpatial Displayに出力するためのリモコン型デバイス「XREALBeam」(1万6980円)との接続が必要です。
10月27日より公式サイトおよびビックカメラ/ヨドバシカメラで先行予約受付をスタート、発売は11月17日の予定です。
>> Xreal
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