初の著書『加藤茶パーソナルブックhome』（カエルム）発売イベントに出席した加藤茶

　10月12日、タレントの加藤茶・綾菜夫妻が、都内でおこなわれた『加藤茶パーソナルブックhome』『加藤家の食卓』の出版記念トークイベントに出席した。

　現在、80歳の加藤だが、夢は「108歳まで舞台に立つ」こと。妻・綾菜は「それを私も、絶対、応援したいし、私の夢でもある。健康であるって、イコール食事」として、医師のもとへ勉強しに行き、おいしい減塩料理を追求したという。

　その結果、加藤の体質は改善され「すごい、やせたよ。体重も65kgくらいあったんですよ。いまは48kgくらい。血圧も（以前は）すごく高くて、200くらいあったけど、いまは130、少ないときは110くらい」と明かした。

　愛妻料理で体重管理という、なんともうらやましい話に聞こえるが、80歳という高齢で約17kgの減量が、むしろ身体への負担になっているのではと、ニュースのコメント欄には、心配の声が並んでいる。

《加藤さんの身長はわからないけど48キロは痩せすぎだと思う。血圧200は高いけど110は年齢的には低すぎると思う。年取ったら、意識的にタンパク質を充分に摂り筋肉が減らないよう食事もしつかり摂って運動しないとフレイルが起こり老化が進むと言われています。》

《80歳になって減量は逆に身体に良く無いと思います。100歳まで生きるという目標はとても良い事かと思いますが高齢者は病気になると食事が中々進みませんので減量はされない方が良いと思います。疾患があるのなら別ですが、、単なる100歳なら美味しい物を食べて1日1日を楽しく過ごされたらと思います。》

《血圧下がるのはいいけど、17キロは減りすぎちゃうかな？若い人でもそんなに痩せたら調子崩すよ。いいとこ、3キロから5キロやと思うけどな。》

　綾菜の「減塩料理」については、メディアで何度も紹介されてきた。2022年11月に放送された『家事ヤロウ！！！』（テレビ朝日系）では、医師から「1日の塩分摂取量は6g」と決められている加藤のため、綾菜は「塩分計」を使用し、塩分の量を確認しながら調理。じゃがいもと玉ねぎの味噌汁や、ほうれん草とベーコンのソテーなどを作る姿を見せた。自身のYouTubeチャンネルでも、『【これぞ夏飯】気分は爽快！身体は健康！ネバネバそうめん！！』『【これぞ冬の定番！？】ぽかぽか自家製おでん！！』などのタイトルで、自慢のレシピをたびたび紹介している。

　加藤は、イベントのなかで「舞台でお客さんに笑ってもらって、引っ込んだときに倒れる。それでコロッと逝ったら、こんなに幸せなことはない」とも語っていた。減量はほどほどに、いつまでも現役コメディアンとして、人々を笑わせていってほしい。