Z世代は掃除機を持たず、推し活をしている!? 一人暮らしのライフスタイルを調査
子どもの頃からスマートフォンやSNSに触れてきた「デジタルネイティブ」といわれるZ世代。1990年代後半から2010年代前半に生まれた、これからの社会を担う世代であり、独自の価値観や行動様式をもつ世代と言われています。そんなZ世代は、どのような暮らしをしているのでしょうか。
Z世代の約4人に1人が「掃除機を持っていない」
アットホーム株式会社が、賃貸物件で一人暮らしをしている17~26歳の男女を対象に「Z世代のライフスタイルに関する調査」を実施。Z世代が所有している家電製品について調査をしたところ「テレビを持っていない」が20.8%、「掃除機を持っていない」が26.3%、「トースターを持っていない」が54.0%、「電気ケトルを持っている」が68.8%という結果に。動画配信サービスの充実などを理由に若者のテレビ離れが叫ばれていますが、2割を超える人がテレビを持っていないことが明らかになりました。また、約4人に1人掃除機を持っていない事実も判明。一人暮らしのコンパクトな空間であれば、掃除機がなくてもほうきやフロアワイパー、粘着式クリーナー、モップ、雑巾といった掃除道具で十分に代用できるようです。
Z世代の5人に1人が「推しのためのスペースがある」
一人暮らしのZ世代に「推し活・オタ活」をしているか聞いたところ、約半数の人が「活動している」と回答。また、そのうちの約4割が「部屋に推しに関するスペースがある」としています。推しに関すてどの程度のスペースを割いているのは聞くと、半数近くの人が平方メートル以上と回答。一人暮らしの限られたスペースの一部を費やしていることがわかりました。
一家に一台は当たり前とされるテレビや掃除機はもたず、趣味の「推し活」のためのスペースは確保する。Z世代は既存の価値観にとらわれず、好きなものを突き詰めた暮らしを楽しんでいる人が多いのかもしれませんね。