【西武】ブルックス・クリスキー投手インタビュー 新守護神好投の秘訣!?「やっぱりうどんがナンバーワン」
9月14日放送のライオンズナイターでは、ベルーナドームの西武-ソフトバンク24回戦の試合前に、埼玉西武ライオンズのブルックス・クリスキー投手にインタビューした模様を放送した。8月24日のオリックス戦で加入後初登板を果たしてから安定した投球を続け、未だ防御率は0.00。現在は最終回を任される守護神として3セーブを挙げている(9月14日試合前時点)。ここまでの手ごたえやチームの雰囲気に加え、お気に入りの日本食についても訊いた。
――ようこそ、埼玉西武ライオンズへ。
クリスキー「ありがとうございます。ここにいられること、すごく楽しみにしています」
――非常に好調に見えますが(8試合に登板し防御率0.00、9月14日試合前現在)、手ごたえはいかがでしょうか?
クリスキー「状態はいいかなと思いますし、ゼロを並べられていることはすごく嬉しいです。ありがたいことに素晴らしい守備陣を後ろに投げることができているので、いい結果に繋がっているのかなと思います」
――8試合無失点、打たれたヒットも1本だけですね?
クリスキー「ここまでの数字はすごく嬉しいです。できればこの数字を継続していけるのが一番だとは思うんですけど、同時にそんなに甘いものではないとも思っています。ただ自分の仕事というのは自分のベストの球を投げることだと思っているので、バックを信頼して自分のベストな投球を継続していくことだけです」
――現在、増田達至投手の調子が上がらない中で、クリスキー投手の活躍はチームにとって非常に大きいものだと思いますが?
クリスキー「実際に9回だったり試合の終盤、大事な場面だったりを任されていることはすごく嬉しいし、コーチ陣からの信頼もすごく感じます。ただ他のブルペン陣のメンバーを見ても、その役割を十分にこなせる投手はいっぱいいる。ブルペン陣全体での助け合いになるかと思いますし、増田さんもここまで素晴らしいキャリアを築いてこられた方なので、また復活して戻ってきてくれる。結果としてより強力なブルペン陣を形成して、チームの助けになっていくと思います」
――改めて自分の持ち球や投球スタイルをファンの方へアピールしていただけますか?
クリスキー「球種としては真っすぐと、スプリットという言い方もありますがフォークボール、あとはスライダーの3球種です。スタイルとしては、ゾーンの中でしっかりと攻撃的なピッチング、バッターにチャレンジしていくピッチングスタイルかな。目標としては空振りや相手に芯で捉えられない投球をしていきたい。もちろん中継ぎとして8回、9回といった終盤を投げることは光栄ですが、状況問わず回跨ぎだろうと2イニングだろうと、いつでも言われたところで投げる準備はできています」
――7月27日にライオンズと契約になりシーズン途中の加入になりましたが、途中合流による難しさはありましたか?
クリスキー「いえ、難しさはそんなに感じなかったですね。コーチングスタッフやチームメイトの皆さんが歓迎してくれる空気を作ってくれたので、すんなりとチームに入っていけたかなと思います」
――西武にきてから何か美味しい日本食は食べられましたか?
クリスキー「偏食というか、アメリカでも毎日同じものを食べるような食事のスタイルなので、あまり日本食にチャレンジすることはないんですけど、うどんが大好きなので球場ではいつもうどんを食べています」
――日本のうどんの美味しさについて詳しく教えてもらえますか?
クリスキー「本当にうどんが大好きで練習後に食事をとるんですけど、フィールドからロッカーに戻る時に『うどんタイム』というチャントを歌いながらロッカーに戻っていくくらいうどんが大好きです」
――日本には『そば』もありますが、そちらはチャレンジされましたか?
クリスキー「そばはもちろん知っていますし、チャレンジもしました。そばだけではなくラーメンやそうめんなどのいろんな種類の麺類はチャレンジしてみたんですけど、やっぱりうどんがナンバーワン。一番のお気に入りはうどんでした」
――『うどんスプリット』で良いピッチングを期待しています。
クリスキー「もちろん!(笑)」
※インタビュアー:文化放送・長谷川太アナウンサー
※通訳:小林俊太郎さん