9月15日の「おとなりさん」(文化放送)、午前9時台『教えて!全国☆ラジオスター』のコーナーに、エフエム秋田「Foreverヤング」パーソナリティ、石垣政和さんが出演した。秋田県の制作会社に勤務しながらラジオパーソナリティも務める石垣さんに、その経歴や番組への思いなどを伺った。

坂口愛美「まず番組の基本情報をご紹介しましょう。『Foreverヤング』は毎週月曜午後6時から6時55分まで樋口暁子さんと放送中。テーマにまつわるメール、FAXを、懐かしいナンバーに乗せて紹介する『オヤジの、オヤジによる、オヤジの為のラジオプログラム』です。石垣政和さんは地元・秋田市の制作会社に勤務する傍ら、ユニークなキャラクターを買われ、現場制作とパーソナリティの二足の草鞋を履き続ける異色のラジオスターさんです」

山根良顕「テリー伊藤さんみたいな感じ? 番組を作るし、自分も出るし、みたいな」

石垣政和「そうですね。でも『テリー伊藤さん』は初めて言われました(笑)。もともと出る予定はなかったんです。ずっと台本を書いたり、企画を上げたりしていました。たとえば台本を、『山根さんならこうだよな』と、山根さん(パーソナリティ)を思い浮かべて書いていくわけです」

山根「当て書きみたいな感じでね」

石垣「そのうち『俺だったらこうやるな』と思い始めたんですね。そうしたらこんな感じで出るようになった(笑)」

山根「自分が出るようになったら、なんとか『頑張んないと!』みたいな感じで、グイグイいく人が多そうなのに、石垣さんはそこまでのグイグイ感がないですよね?」

石垣「山根さん……やっぱりそう思いますよね。秋田の人たちは僕がグイグイいっているように聞こえるらしいんですけど、全然いっていないんですよ」

山根「秋田の人がグイグイいかないのかな(笑)。一括りにしちゃいけないと思うけど」

石垣「みんな大人しいんですよ(笑)」

番組のコンセプトに「オヤジの、オヤジによる、オヤジの為のラジオプログラム」とある通り、選曲にも石垣さんの意向が反映されているようだ。

石垣「(年齢を聞かれ)還暦超えているんですよ、61歳です。(『Foreverヤング』は)37か38のときに作った番組で、もう23年経つんです」

山根「そのときから『オヤジ』のための番組だったんだ!」

石垣「僕たちが聴いていた曲をかけながら進めていきたい、と思ったんです。自分でスポンサーを当たったり企画書を書いたり、全部やりました」

山根「そうか。番組制作の人だから……」

坂口「その辺りの経験も活かされている、という。リスナー層ってコンセプトからすると『オヤジ』世代になるんですか?」

石垣「50~60代がコア層だとは思うんですけど、毎週、高校生から(のメール)も来ますね。あと塾へ親に送ってもらっているときに聴いていた子が大人になっても聴いている、ということも。女性も多いです」

山根「モテそうだもん、石垣さん。やっぱり秋田弁っていい。優しい雰囲気が出るから」

石垣「だす(そうです)なあ。なんとなく優しくなるっすなあ」

山根「テンポというかトーンがいいんだよ。秋田弁になっていなくても、トーンがグイグイじゃないの」