高速5号二葉山トンネル工事 3週間ぶりに再開 広島
掘削機のカッターが破損している可能性があるとして作業が止まっていた広島高速5号二葉山トンネル工事が、28日に3週間ぶりに再開しました。
広島高速道路公社によりますと今月7日牛田地区の住宅地を掘削中、カッターを固定しているナットが回収されたため作業を停止しました。
その後の臨時点検でカッターの1カ所からナットが外れていることを確認しましたが、本体に異常はなく同じ種類のカッター65個の全てのナットを交換する対策を実施しました。
また、点検中に地表面で最大0・2mmの沈下が確認されましたが、工事を中断する目安の値を下回っているということです。
トンネル工事をめぐってはこれまでに8回停止していて、約350mある住宅地直下での掘削工事は残り73mほどとなっています。