新たな ご当地お好み焼き「あきたかた焼き」決定! その味は? 安芸高田市
県民のソウルフード「お好み焼き」。なかにはミンチを使った「備後府中焼き」やうどんの細麺を使った「呉焼き」など…各地にあるご当地お好み焼きにこの度、新たに安芸高田市でも誕生したんです。
安芸高田市 石丸伸二市長「ちょうど3年前の今ぐらいに名物作りたいなと思いまして、その集大成がきょうです」
安芸高田市で27日に開催された「あきたかた焼き」コンテスト。市の特色を生かした「新たな名物」を作ろうと市が企画。
料理研究家の服部幸應さんをはじめ地元・中学高校の生徒会長らが審査員を務めます。
国内外から集まった158件の応募の中から2次審査に進んだ8つのレシピを試食し味と見栄えで採点。地元の野菜とチーズたっぷりのものや、辛さが特徴のご当地うどんをオマージュしたものなどが登場し審査員の中学生も真剣です。
審査員 甲田中学校 平田伊織さん「ゆずのみそもとてもさっぱりしていて合っていたと思います」
そして、結果発表の時。
「グランプリは博多八昌さんです」
グランプリは福岡でお好み焼き店を営む和泉さんのレシピ。毛利元就が好んだとされる「餅」や市の特産・とり肉などを使い神楽の基本色5色の要素を入れたお好み焼き。安芸高田市でお好み焼き店をしていた祖母の味を参考に完成させました。
料理研究家 服部幸應さん「オーソドックスな組み合わせを理にかなった形でくみ上げて非常に良かったんじゃないかなと思いますね」
グランプリ受賞 博多八昌 和泉昌明さん「(グランプリのレシピを)みんなで工夫してもっとこの市に貢献できるようなお好み焼きの文化ができたらいいなと思います」
グランプリレシピは来月17日のイベントで試食会を実施。その後、新名物「あきたかた焼き」として市が募集する「認証店」で提供されるということです。