広島市児童相談所に寄せられた児童虐待の相談件数が２年連続で過去最多となりました。

昨年度の相談件数は前の年度より１２７件増え２５９４件です。警察からが全体の約４割をしめ続いて学校や幼稚園、近隣や知人でした。

寄せられた相談のなかでもっとも多かったのは児童に対する暴言や無視、家庭内での暴力を目撃することで心に傷を受けるといった「心理的虐待」です。

また虐待したとされる人物は実の母、父で、合わせると全体の９割を超えました。

広島市児童相談所では虐待が社会問題化しているため過去最多の相談件数につながっているとみていて、子どものＳＯＳに気付いたら相談してほしいと呼びかけています。