宅配便で現金500万円を送付させだまし取ったとして40歳の男が逮捕されました。

住居不定無職の男(40)は3月、69歳の男性に対して

「不正アクセスのトラブル解決のためには500万円を送付して示談する必要がある」などと

うその電話をかけ宅配便で現金500万円が入った荷物を送付させ現金をだまし取った疑いが持たれています。

男は先月28日にも同じ男性から現金300万円をだまし取った疑いで逮捕されていて19日に起訴されています。

警察によりますとこの男性はこれまでにおよそ2430万円の詐欺の被害にあっていて

男が他にも特殊詐欺に関わっている可能性があるとみて捜査しています。

今年に入って県警が把握している特殊詐欺の被害件数は158件(6月末時点)と

去年の同じ時期と比べて1.5倍に増えています。

警察は「身に覚えのない現金を請求されたときはすぐ警察に相談してほしい」と呼びかけています。