河井事件で広島地裁 渡辺典子県議に有罪判決 「信じられない…」と即日控訴
河井克行元法務大臣から現金を受け取ったとして公職選挙法違反の罪に
問われている渡辺典子県議の裁判で広島地裁は、罰金10万円など有罪判決を言い渡しました。
「政治と金の問題。まさにここにメスを入れる必要がある。」
公判直前には市民団体が裁判所の目の前で街頭演説を行うなど注目を集めたこの裁判。
県議会議員の渡辺典子被告(38)は4年前の参院選で河井案里元議員を当選させるための報酬として
河井元大臣から現金10万円を受け取った罪に問われています。
19日の裁判で広島地裁は「10万円の供与には河井克行及び被告人自身も買収の趣旨を含む目的があると認識していた」などとして求刑通り罰金10万円・追徴金10万円の判決を言い渡しました。
判決後、渡辺被告は会見を開き、
「内容については信じられない思い。無罪だと思っているしこれは必ずこれから証明される」と即日控訴を報告しました。