三原市の産廃処分場をめぐり設置許可の取り消しを命じた判決を不服とし県が控訴したことを受け、地元住民らが要望書を提出しました。

三原市の本郷処分場は2020年県が設置を許可しましたが、水源汚染を懸念した地元住民らが許可取り消しを求める訴えを起こしています。

広島地裁は4日「調査や審査には看過しがたい過誤がある」などとし許可の取り消しを命じましたが県は控訴しました。

18日に地元住民らが県に要望書を提出し、あらためて汚染排水の停止などを求めました。

処分場の近くに住む飯田純子さん「産廃処理場をすぐ止めて、そのごみを撤去してもらいたいと思います」

県はすでに、処分場から基準値超えの浸透水が出ているとして行政指導済みで、今後も「早急に改善するよう指導を継続する」としています。