年々栽培農家の減少に悩む福山特産のクワイ。植え付け作業の機械化、実証実験が行われました。

ジャガイモ用のものを加工した機械で、地面に植えられていくのはクワイの種いもです。植え付け作業を機械で行えないか実証実験が行われました。

出荷組合によるとクワイの植え付けはこれまで一つずつ手作業で土に植えるため、腰を痛めやすいなど負担が大きく宅地化や高齢化などもあり、栽培農家は40年前と比べると4分の1に減少しているということです。

福山くわい出荷組合 渡辺孝信組合長「新規就農で新しく入ってもらうためには機械化をしてこういうやり方もあると(示す)第一歩で、それに向けて進んでいきたい」

今後は収穫作業や出荷作業についても機械で行えるように地元の大学などと共同で開発を目指していくということです。