連日厳しい暑さが続いています。前日に続き熱中症警戒アラートが発表された18日の県内では、35℃以上の猛暑日となった地点もありました。

安村恵美記者「午後1時すぎの広島市内。目を開けるのもしんどい強烈な日差しで汗噴き出す。暑い!」

午後から強い日差しが照りつけた県内は各地で気温が上昇。府中市で36.8℃、福山市で35.1℃と猛暑日を記録し、県内全ての地点で30℃を超える暑さとなりました。

熱中症警戒アラートが発表されていた18日は、この暑さにより県内で10人が熱中症の疑いで病院に搬送されました。

連日の暑さに疲れ気味なのは人だけではありません。

永松雄輔記者「暑さで疲れているんでしょうね、壁にもたれてぐったりしています」

安佐動物公園のヒヒたちは少ない日陰でじっと動かず…

永松記者「外は暑いんですが、レッサーパンダはエアコンがきいた部屋で気持ちよさそうに寝ています」

レッサーパンダは暑さに弱く、夏は24時間20℃に設定された部屋で過ごしています。

アフリカに生息する動物たちにも暑さ対策が必要です。

ミスト状にした水道水を浴びていたのはアミメキリンです。工事の影響で木陰が減ったため、暑さ対策に設置したそうです。

マルミミゾウもパラソルの陰から出ようとしません。それぞれが対策をとっていました。

炎天下が続く場合車の中にあるものを放置すると…

高温となった車内で行われた実験映像。ダッシュボードにモバイルバッテリーを置いたままにしてみます。

しばらくすると、モバイルバッテリーが動き出しゆっくりと変形していきます。

煙が出始めた、次の瞬間…最後は、爆発とともに大きく炎が上がります。

NITE(製品評価技術基盤機構)はモバイルバッテリーやスプレー缶などは炎天下に放置すると発火する恐れがあるとして、夏、特に高温になりやすい

自動車の中には置いたままにしないよう注意を呼びかけています。