13日の米株式市場では、NYダウが前日比145.79ドル高の3万4212.12ドルと6日続伸した。
 
 この日発表された米5月消費者物価指数(CPI)は、前年同月比4.0%上昇と4月の同4.9%上昇から鈍化した。これを受け、14日に結果が発表される米連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利は据え置かれるとの見方が強まった。インフレ懸念の後退が好感されNYダウは2月中旬以来、4カ月ぶりの水準に上昇した。ナスダック指数も値を上げた。テスラ<TSLA>やマイクロソフト<MSFT>、メタ・プラットフォームズ<META>が高く、エヌビディア<NVDA>やネットフリックス<NFLX>、アドビ<ADBE>が買われた。キャタピラー<CAT>やウォルマート<WMT>も堅調だった。半面、アップル<AAPL>やアドバンスト・マイクロ・デバイシズ<AMD>が下落し、セールスフォース<CRM>やユナイテッドヘルス<UNH>も値を下げた。

 ナスダック総合株価指数は111.400ポイント高の1万3573.321と4日続伸した。

出所:MINKABU PRESS