三菱UFJが底堅い、日銀総裁「長期的な低金利環境、新常態に移行の可能性も」との発言を材料視◇
全体相場が軟調ななか、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>が底堅い。日銀の植田和男総裁はこの日、日銀・金融研究所が主催する「国際コンファランス」の開会にあたりあいさつした。英語で行われたが、その日本語訳を日銀は公開している。
このなかで植田総裁は、高インフレ期を経て、人々の物価観などが変化し、これまで続いてきたlow for long(長期的な低金利環境)の時代から変わっていくとの見方があるとしたうえで、「すでにlow for longとは異なる新しい常態(New Normal)に移行しているという可能性も一概に否定することは難しいように思う」と発言した。
株式市場では、異次元緩和策の修正により国内金利が上昇し、金融機関の収益改善につながるとの思惑から、メガバンク株への買いが入ったようだ。三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>やみずほフィナンシャルグループ<8411.T>もしっかり。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
このなかで植田総裁は、高インフレ期を経て、人々の物価観などが変化し、これまで続いてきたlow for long(長期的な低金利環境)の時代から変わっていくとの見方があるとしたうえで、「すでにlow for longとは異なる新しい常態(New Normal)に移行しているという可能性も一概に否定することは難しいように思う」と発言した。
株式市場では、異次元緩和策の修正により国内金利が上昇し、金融機関の収益改善につながるとの思惑から、メガバンク株への買いが入ったようだ。三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>やみずほフィナンシャルグループ<8411.T>もしっかり。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
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