トヨタは上値重い、誤発注観測の急落で「パラボリック」は売り転換
トヨタ自動車<7203.T>は上値の重い展開。外国為替市場でドル円相場が1ドル=140円台に乗せ、およそ半年ぶりのドル高・円安水準をつけたことは同社株の支えとなっているが、株価は23日につけた年初来高値を前に伸び悩んでいる。
同社株は23日の大引け直前に急落した。誤発注の観測が広がり、翌24日には急反発したものの、チャート分析上、相場のトレンド転換を示すパラボリックは売り転換した。足もとでも日足はパラボリックの指標となるSAR(ストップ・アンド・リバース)の下に位置しており、下落トレンド継続を懸念した売りが同社株の上値を圧迫しているようだ。18日に終値ベースで回復した200日移動平均線を短期間で割り込んだことも、投資家の慎重姿勢を強める方向に作用したとみられている。
出所:MINKABU PRESS
同社株は23日の大引け直前に急落した。誤発注の観測が広がり、翌24日には急反発したものの、チャート分析上、相場のトレンド転換を示すパラボリックは売り転換した。足もとでも日足はパラボリックの指標となるSAR(ストップ・アンド・リバース)の下に位置しており、下落トレンド継続を懸念した売りが同社株の上値を圧迫しているようだ。18日に終値ベースで回復した200日移動平均線を短期間で割り込んだことも、投資家の慎重姿勢を強める方向に作用したとみられている。
出所:MINKABU PRESS